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エレキーの「エ」

2013-07-29      
 使用するPICを決めてから徐々にエレキーの設計を加速し始めました。昔は手書きでノートにあれこれ書いて進めていた設計作業も、必要事項はExcelファイルにまとめる方式にすることで「修正」が楽になり、もうこの方法から元に戻ることはできないんだろうなぁ・・・と思いつつ、ポートアサインやら送信速度毎のクロック設定値などをまとめていき、漸く「設計」はほぼ完了・・・エレキーの「エ」くらいまでは進んだでしょう

 機能的には、5つのファンクションボタンによるメッセージキーイング機能を中心に、長・短点メモリ+メモリ禁止時間設定ができるようにし、いわゆる「モードB」のスクイーズ動作で動くもの、速度調整は15WPMから40WPM程度で良いかなぁ・・・ってな具合で特に何にもひねりはないんですが、TUNE機能(長時間のキーON)と送信中のスピード可変(これは、秋月のエンコーダで十分でしょう)を必須とし、さらにファンクションボタンを多めに付けることで後から気づいた機能追加にも対応できるようにしようと思っています。

 基本クロックは消費電力的には遅い方が有利です。今のところ内蔵クロック使用で500KHzと考えていますが、PICのプログラム動作クロックは、基本クロックの1/4ですから1命令=8μs・・・1秒間に12万5千ステップも動くわけで、もっと遅くても良さそうですがひとまずこれで。また、基本的な処理は割り込みにキックされて動くまで「寝て待つ」ような構成にすれば、ちょっとした「間」にも寝ているような省エネ処理ができそうです。
 ただ、メモリ入力等にLCDは具備しておきたく、動作時に2,3mAは食ってしまうこいつのON/OFFについても一工夫要りそうで、今のところは空いたポートを電源供給に使い、LCDが要らないときは切っておく作戦で行こうと思っています。

 一昨日の土曜日にはプログラム開発環境を整え、例によって「些末」なチェック・・・コンパイラの展開形を吟味しながら、使いそうな型定義やマクロをこしらえつつ、初期処理っぽいところには着手しました。全市全郡までには、少なくとも「スクイーズ動作できるエレキー基本部分」までは作ってしまいたいと思っていますが、はてさて、どうなることやら
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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