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FDを40mで遊んでみる

2013-08-04      
 昨日は、作り始めたエレキーのコーディングを進めたり、夕方には家族と食事に出たりしていたんですが、フィールドデーでも覗こうかと思い立ち、普段のコンテストではスタート直後には絶対に出ない「40mオンリー」で味見参戦しました。
 何の目的もなく参戦するのはつまらないんで、まだまだ夏のCONDXたるお空の具合でもコンスタントにマルチ稼ぎができるかというチェックと、さらに「軽く空冷化した電源」の内部温度の様子を監視して、30℃近い室温での長時間運用はどうなの という確認を目標にしましたが、結果は果たして

 21時ギリギリに毎度のセットアップを何とか終え、まずは強めの局をランダムに拾っていきました。FDでは、メチャメチャ強い局・・・S9+40dB以上を振ってくる局は希ですから受信自体はストレスなく、お相手の移動局はやはり「ノイズが無い所」に移動されていますから、多少弱めの局でもまずまず拾ってくれます。この辺りはALL JAとは趣が違います。
 スタートダッシュたる1Hは、交信できた局が殆どニューマルチになるんですが、40mとしてのCONDXの良い時間とは言えず、あちこちバラバラにつながる感じでマルチが埋まっていきます。勿論、千葉や埼玉といった本当のご近所は簡単に応答がありますが、流石に北海道は結構苦労しつつ(我が家の立地上も北側は弱い)、近場の福島、大阪、岡山・・・とあまり傾向が掴めず。結果は14局×10マルチ。
 22時台も強く聞こえる局を呼ぶというスタイルは変えずにS&Pしましたが、関東近県の抜けを拾いつつ、やたらと強い0エリアを埋めて・・・とまずまずのペースで推移して14局×11マルチ。

 ここまでのところは特に驚くべき結果ではなく(って、別に驚きたかったわけでもないんですが・・・)、まぁ「当局設備的」には標準的な結果なんだろうなぁと思っていたところ、23時を回ると急に交信局数が減ってきました。これは大いに40mの短距離スキップの影響が大きく、全体に信号がどんどんと弱くなっていってしまったことが原因です。01時前までS&Pを続けましたが、さらに14局(別に14局に拘ったわけでなく、偶然です・・・)で4マルチ増量。あまりつながる機会のない5エリア×2マルチはまずまずといったところでしょうか。

 翌朝は08時台に起きて3マルチほど増やしましたが、10時を回ったら完全な「昼ガレ」となり、この時点でQRT・・・結局解ったのは、40mと言えどオープン時間にきちんとオンエアしないとマルチ稼ぎは難しいという当たり前な結果なんですが、これはALL JAと全市全郡に対する今後の作戦検討には大いに役立つ情報になりそうで、6mスタートが本当にベストなのか(或いは、6mスタートとしつつも早めにローバンドへ下りる方が良いのではないか)について、もう少し検討の余地があるように思いました。

 さて、もう一方の「電源の温度」ですが、これは内蔵した温度計を監視しながら運用していたところ、室温29℃台に対して、50-52℃で推移していました。「室温30度程度で概ね50℃以下」という予想よりはちょい高めな感じです。
 なかなかコピーされずに繰り返しコンテストナンバーを送っていると52℃程になるものの、受信中は50度までスーッと下がってきます。室温は今が最も高い季節でしょうからここから考えればまずまずであり、今の運用スタイルには十分な環境と言えそうです。
 ただ、たったの5W出力でこの有様ですから、今後データ通信などデューティー比の高い信号送信の場合はどうなるんだろう・・・という部分は判りません。内蔵のファンが回り出すこと必至ですが、どのくらいの温度になるのかなぁ

 何れにせよ、今年のFDプチ参戦の目的は果たせたよう・・・まずまずの週末でした
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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