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IC-821の修理に挑戦!?

2013-08-31      
 壊れかけのRadio・・・ってか壊しかけのIC-821は、きちんと代金を支払って購入したモノです。人様に迷惑を掛けなければ、3階の窓から放り出そうが、部品取りにしようが、「動かぬ」と明言してオークションで売っ飛ばそうが、誰にも文句は言われないわけです。逆に「本格的に壊さない程度」に調べていって原因をほぼ掴んだ挙げ句にやっぱり修理に出してもよいし、ひょっとして自分で直しちゃうなんていう格好いいことになるかも知れぬ・・・とちょっと自惚れもアリで、本格的に原因究明しようと思いました。いやぁ、実に天晴れな自分・・・って、当然

 壊れたきっかけになったであろう電源系統のケーブルの抜き差しは、かなり広範囲に影響を及ぼしそうですが、今いまの状態で正常に動いているところを消し込んでいけば、ひとまず「どのボード」程度は手繰れそうです。幸い、海外向けの「IC-821H」の回路図が付いたサービスマニュアルがあり、PDFで拡大しながら(と言う手間はあるものの)追っかけることはできそうなため、早くも「キミは正常マーク」を回路図に付け始めました。



 元のPDFファイルが特殊なセーブの仕方をされていなければ、そのPDFファイルに注釈を付けてセーブできます。この技は仕事ではよく使います。一般に「ビュワー」として名を馳せちゃった感じのある「Acrobat Reader」に数年前からある機能で、これが結構便利ですよね
 上の絵図のように、チェックマークを付けてそこに注釈を付記することができます。チェックマークには幾つかバリエーションがありますから、これを使い分けると面白いかも

 さて、今日の夕方にアップしたズッコケ記事を書いてからさっさと用事を済ませ、上記のような「正常部位外し」に取り掛かりました。「殆どここじゃないだろう・・・」と思われるブロック部分の回路図に書いてある電圧の情報(送信時9Vとか、サブバンドの時だけ5Vといった風な記述)を頼りに、ほぼその通りであれば注釈を書いてセーブしていく作業です。
 今のところ、PAとRF回路ブロックは実測で被疑対象から外すことができ、PLL についても「弱いながらも送受信できている」という事実から被疑にしないことにしました。
 また、もっと原始的ですが、IF受信部付近でクラニシ君@SG+ビニール線で出してやると、Sメータが振るほど強く受信できますから、ある程度のルートは生きていそう・・・原因部位は絞れそうです。

 ただ、メイン部分のボードがやはり大変大きいこと(回路が目一杯詰まっていること)に加え、切替処理が前面パネルの裏の基板に集中しているため、単に電圧を測るのも作業的に一苦労・・・それでもきっと、この経験が某かの役に立つと信じて、暫く拘ってみたいと思います。
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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