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ミニ・エレキーのバージョンアップ完了!

2013-09-22      
 漸く一通りの動作確認を終え、ミニ・エレキーのバージョンアップ(書換可能なメッセージ・キーヤー機能、オートCQ機能の具備)を済ませました。

 当初は固定メッセージだったため、スイッチ操作で簡単に拾える「6Ch」としていましたが、最終的にEEPROMへメッセージを格納してその書換ができるようになったため「4Ch」とし、立ち上げ時に2パターンの選択ができるようにしました。コンテスト狙いのため、とりあえず以下のようにChをアサインして個々に「意味」を持たせました。

 Ch1:143バイト CQ送出 「CQ TEST DE・・・」
 Ch2:31バイト  コンテストNo.送出 「TU 5NN12P BK」

 Ch3:31バイト  コールサイン送出 「JM1DPL」
 Ch4:31バイト  相手応答後コンテストNo.送出 「5NN12P」

 勿論、単純にJCC/Gサービス等の長いCQ送出マシンとして「Ch1のみ」で賄えますし、要は工夫次第。

 一方の「CQマシン化」はCh1のメッセージを繰り返し送出するもので、とりあえず1-9秒間隔で送出できるようにしました。この間隔時間は「Ch0」に1文字で入れるようにし、書換操作が同じようにできる形にまとめました。

 まぁ、ここまで作り込んでおけばかなり活躍して貰えそうです。修理から戻ってきたIC-821での送信確認@ダミーも完了し、キーイングも問題なしです

 実は、ブレッドボードでお茶を濁していた発振器もケースに入れてみました。メッセージ書換にはリグのサイドトーンでも十分ですが、ちょっとデバッグには手間だったため金曜の晩に急造し、昨日の午前中と夜の「エレキーの仕上げ工程」で参入・・・もっと早く作っておいた方がよかったかな



 秋月の100円ケースに入れましたが、取り回しは確実にスッキリ。相変わらず小型スピーカ接続にしてあります。入力を少し工夫すると、格好の「導通テスタ」になりそうですから、様子を見てさらに改造するかも

 これで、ひとまずこのエレキーのプログラム作成は終了としますが、次回はもう少し本格的なものをこしらえようかと思っています。LCDを付けないとEEPROM書換が難儀・・・と思っていましたが、今回の方法でもいけそうなんで、音モニタできる機能とメッセージを多くする工夫をしつつ、押しボタンを増やして操作性を上げたもの・・・この辺りで十分かと思えてきました。

 なお、このちっこいPICに組み込んだプログラムについては、要点をポツポツと披露しようと思っていますので、興味のある方は「Don't miss it
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PICは楽しいですね!

こんにちは!まいどです。
ついにキーヤー完成なのですね。おめでとうございます(^-^)/
貴局に触発されてこちらもキーヤープログラムやってます。
当初同じ12F1822にしようと思いましたが、もっと下位の12F629にしました。
手打ちの部分はほぼ完成したので、あとはメッセージ記憶・送出機能とスリープ機能を実装すれば、というところまできました。
EEPROMが半分の128バイトと少ないので、効率の良さそうなメッセージの記憶形式を考え中です。

6ビット化は簡単

ぶんさん、こんにちは。
今回の製作ではC言語の「無駄ニーモニック」が原因のメモリ容量との戦いでした。2048ワードの9割方でギリギリ入った感じ・・・アセンブラなら、多分半分(以下?)で済むでしょう。
符号の圧縮はいろいろ考えてみると面白いと思います。A-Zと数字、?、/・・・くらいなら40種類のデータ判別ですから、1文字6ビット(64通り)までの圧縮は簡単そうですし、「CQ」「DE」などの略号や自局コール(さすがに、そうひょいひょい変わりませんよね)は何かの記号文字を当て嵌めてプログラムで何とかすればいいでしょう。ちょっと厄介なのがスペース(7短点分の空白)でしょうか・・・。
何か妙案があれば、逆に教えて下さいね。

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Author :どよよん無線技士
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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