The D.S.O arrived!
2013-12-02
中華D.S.Oが漸く届きました。円安がドンドン進んでしまい値頃感が無くなってきてしまいましたが、「送料込みで万券三枚以内」という上限設定、かつHF帯はそこそこ測れそうなもの・・・というコンセプトでいろいろ迷った挙げ句、SIGLENTの「SDS 1072CML」に決めました。
「Ali Express」で安い奴をGet すべく11/15時点で最安だったショップにオーダーして漸く到着。随分掛かった感がありますが、この顛末は中華モンの購入をそろそろ始めようかなぁ・・・という方々向けに、別途まとめたいと思いますので乞うご期待
梱包は二重段ボールで結構頑丈に梱包されており、運送中の破損はなかっただろうなぁ・・・と思うものの恐る恐る開けてみると、まずまずよく考えられた梱包になっていました。

内容物はご覧の通り。同じようなD.S.Oを購入される方のために、このスナップはクリックするとでかくなりますんで、興味のある方はご覧あれ。

この装置の「ツラ」は全て英語書きですから、とりあえず違和感なく使えそうです。付属のマニュアルはクイックスタートガイドで英語と中国語表記なんですが、中国語では「快速指南」って書くんですね
その他、ちょい安っちいプローブ2本とACケーブル、それと背面接続用のUSBケーブルが付いていました。まぁ、普通に考えられるオプションが全部揃っている感じです。
早速通電。初期画面が数秒表示された後にいわゆる波形表示画面が出てくるんですが、その上に(ポップアップって言ったらいいかな
)毎度「言語選択メニュー」が表示されます。これはきっと、その内に操作方法が解れば解決するんでしょうが、ひとまず放っておいてCH1/2の動作を1KHzのキャリブレ(前面パネルの右下にプローブ接続)で確認しました。

これもどうってこと無い画面ですが、あれこれキャプションが表示されるため、古いアナログ・オシロよりは判り易いですね。
さぁ、一番気になっていたのは、「できれば6mまではそれなりに観測できる程度だとよいなぁ・・・」というところです。サンプリング周波数(1GSa/s)やメモリ容量(ロングメモリが2MB)などから、そこそこイケると踏んだんですが果たして

50MHz付近の「クラニシ君」の波形です。このスナップもクリックすると少し大きな画面で見られますが・・・総じてまずまずですよね。測定限界が70MHzとなっていますから、正弦波としてまともに見えているのではなく高調波成分がカットされて自然に綺麗になっているものかとも思いますが、ドット表示の粗さなどがあまり目立たない程度にはなります。カバレッジとして少なくともほぼHF帯は満足できるかなぁと思っています。ナンチャッテFFTも付いているようなんですが、そこいらは追々楽しみたいと思います
さて、このオシロにはPC接続でリモート観測できるソフトが付いています。まだ、使い方等々全く謎なんですが、それ以前にPCに表示させる準備段階で苦労したんで、その部分に触れておきましょう。
前面パネルにあるUSB端子は普通のUSB端子(これで通じるのか
)なんですが、裏のUSB端子は「USBTMC」と呼ばれる測定器や記録器の接続を前提としたUSBインタフェースで、きちんとしたドライバを入れないと動きません。これが、付属のCD-ROMに入っているんですが、「VISA512.zip」なる妙な名称の・・・つまり、直感的に分からないような名前のファイルで、これを解凍してインストールしないと動かないとは、マニュアルの何処にも書いてないんですよね
ネット検索でこのI/Fを提唱している「National Instruments」のページをザッと読んだら「NI-VISA」という単語が出てきたんで分かった次第。最初はクレジットカードの何か・・・と思い、「流石は中華、変なソフトが仕込んであらぁ
」みたいに疑ったんですが、またしても濡れ衣を着せてしまいました
このドライバはいわゆる「ドライバ・セット」であり、イーサネットなどUSB以外のI/Fもサポートしていますから、必要なものをチョイスして入れた方が無難だと思います。
漸く接続された波形ソフト(EasyScopeと言います)で見てみたイメージは以下の通り。

拡大してみても全く面白くありませんが、画面イメージということで、これもクリックすると大きいものが見えるようにしてあります。どうやらこのソフトは、本当にリモート観測をするような場面では役立つようで、自動リフレッシュで波形を取り込めるようになっています。
・・・というわけで、今年のボーナス浪費の目玉機材が仲間入り
後はレイアウトを工夫して、使い勝手が良いようにしないと、あの「でっかいアナログ・オシロ」と同じ憂き目に遭いますね
ちなみに、このオシロは送料込みで29K¥・・・と思ったら、入国時に消費税等が若干上乗せ。結局、合計で31K¥弱となりましたが、まぁ、ヨシとしましょうかね。
「Ali Express」で安い奴をGet すべく11/15時点で最安だったショップにオーダーして漸く到着。随分掛かった感がありますが、この顛末は中華モンの購入をそろそろ始めようかなぁ・・・という方々向けに、別途まとめたいと思いますので乞うご期待

梱包は二重段ボールで結構頑丈に梱包されており、運送中の破損はなかっただろうなぁ・・・と思うものの恐る恐る開けてみると、まずまずよく考えられた梱包になっていました。

内容物はご覧の通り。同じようなD.S.Oを購入される方のために、このスナップはクリックするとでかくなりますんで、興味のある方はご覧あれ。

この装置の「ツラ」は全て英語書きですから、とりあえず違和感なく使えそうです。付属のマニュアルはクイックスタートガイドで英語と中国語表記なんですが、中国語では「快速指南」って書くんですね

早速通電。初期画面が数秒表示された後にいわゆる波形表示画面が出てくるんですが、その上に(ポップアップって言ったらいいかな


これもどうってこと無い画面ですが、あれこれキャプションが表示されるため、古いアナログ・オシロよりは判り易いですね。
さぁ、一番気になっていたのは、「できれば6mまではそれなりに観測できる程度だとよいなぁ・・・」というところです。サンプリング周波数(1GSa/s)やメモリ容量(ロングメモリが2MB)などから、そこそこイケると踏んだんですが果たして


50MHz付近の「クラニシ君」の波形です。このスナップもクリックすると少し大きな画面で見られますが・・・総じてまずまずですよね。測定限界が70MHzとなっていますから、正弦波としてまともに見えているのではなく高調波成分がカットされて自然に綺麗になっているものかとも思いますが、ドット表示の粗さなどがあまり目立たない程度にはなります。カバレッジとして少なくともほぼHF帯は満足できるかなぁと思っています。ナンチャッテFFTも付いているようなんですが、そこいらは追々楽しみたいと思います

さて、このオシロにはPC接続でリモート観測できるソフトが付いています。まだ、使い方等々全く謎なんですが、それ以前にPCに表示させる準備段階で苦労したんで、その部分に触れておきましょう。
前面パネルにあるUSB端子は普通のUSB端子(これで通じるのか




このドライバはいわゆる「ドライバ・セット」であり、イーサネットなどUSB以外のI/Fもサポートしていますから、必要なものをチョイスして入れた方が無難だと思います。
漸く接続された波形ソフト(EasyScopeと言います)で見てみたイメージは以下の通り。

拡大してみても全く面白くありませんが、画面イメージということで、これもクリックすると大きいものが見えるようにしてあります。どうやらこのソフトは、本当にリモート観測をするような場面では役立つようで、自動リフレッシュで波形を取り込めるようになっています。
・・・というわけで、今年のボーナス浪費の目玉機材が仲間入り


ちなみに、このオシロは送料込みで29K¥・・・と思ったら、入国時に消費税等が若干上乗せ。結局、合計で31K¥弱となりましたが、まぁ、ヨシとしましょうかね。
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コメントの投稿
秋月お城より安いのね!?
おはようございます。
DSOご購入おめでとうございます!70MHzでこのお値段は安いですねー自分も買い換えたくなりましたよ^^;(今使ってるのが25MHzでしかもSTN液晶♪)
巷に流れているお手ごろDSOは操作系がどれも似通っているので、たぶベースの設計が共通なんだと思います。
携帯と同じ仕組みですね^^
この調子でスペアナもどんどん安くなってくれないかな~と期待が拡がります。
DSOご購入おめでとうございます!70MHzでこのお値段は安いですねー自分も買い換えたくなりましたよ^^;(今使ってるのが25MHzでしかもSTN液晶♪)
巷に流れているお手ごろDSOは操作系がどれも似通っているので、たぶベースの設計が共通なんだと思います。
携帯と同じ仕組みですね^^
この調子でスペアナもどんどん安くなってくれないかな~と期待が拡がります。
お城二城の主なり!
ぶんきゅうさん、お早うございます。
まずは無事到着・・・いやぁ、中華輸入はあれこれ気を揉みますが、バッタもんでは無かったような。後は測定精度がそこそこなら、C/P面ではいい感じかと(^^)v
国内での購入は、様々な保証がある分安心、その分ちょい高といった案配なんでしょう。
確かに昨今のD.S.Oはどれも同じような顔をしてますから、あまり突飛な優劣はないでしょうね。
利用頻度によりますがこの値段なら「壊れるまで使うこと」ができれば、モトは十分に取れたことになるかな!?
まずは無事到着・・・いやぁ、中華輸入はあれこれ気を揉みますが、バッタもんでは無かったような。後は測定精度がそこそこなら、C/P面ではいい感じかと(^^)v
国内での購入は、様々な保証がある分安心、その分ちょい高といった案配なんでしょう。
確かに昨今のD.S.Oはどれも同じような顔をしてますから、あまり突飛な優劣はないでしょうね。
利用頻度によりますがこの値段なら「壊れるまで使うこと」ができれば、モトは十分に取れたことになるかな!?