チープなSDR
2014-01-28
今日は故あって休暇を取りましたが、午後は手が空いたため12mをスキャンワッチしながら過ごしています。FT5MZはまだドサリンコと呼ぶ局があるようで、如何ともし難い感じ。12m狙い撃ちで待機していますがどうなることやら・・・。
手が空けばやはり無線系・・・なんですが、先日何となくポチってしまったワンセグチューナをSDR化してみました。購入したのはこれ。

DS-DT305WHという型番のふつ~うのUSBチューナです。Amazonで1000円を切っていたため、他のものと一緒に購入しました。ちょっと頼りないロッドアンテナ以外に、アンテナ端子をFコネクタに変換するケーブルまで入ってこのお値段は素敵
この手の安物チューナには「RTL2832U」が入っていることが多いようですが、ちょっと確認のため・・・っていうか、ただの分解マニアとして中身見参

金のペイントでマスキングされている方の型番、やはりよく見るとRTL3832Uが入っていました。水晶発振は「如何にも
」と言わんばかりの表面実装タイプで「28.8(MHz)」が明記してあります。
さて、肝心なSDRソフトですが、これは定番の「SDR#」を使うべく本家のダウンロードページから落とします(「SDR#」で検索できます)が、ちょっとわかりにくいのが玉にキズ・・・。

Realtek 社のRTLxxxx を使用したUSBチューナでは、上記の矢印が示すものを落として使用します。このZIPファイルを解凍すると3つのファイルができますが、その中の「Install.bat」をクリック。すると、解凍したフォルダ配下に「sdrsharp」というフォルダが作られ、そこに必要なファイルを「DOS窓」で自動的にダウンロードしてきます。
ダウンロードが終わったら、「sdrsharp」の下にダウンロードしたファイル中から「Zadig.exe」を実行しますが、その前にこのチューナをUSBに接続して下さい。その際、Windowsが勝手に入れようとするドライバはキャンセルして入れないように
無論、TVチューナのソフト(付属のCD-ROM)なども入れないように注意して下さい。
設定は以下の手順で。
1) 「Option」をクリックするとメニューが表示されますから、ここで「List All Devices」(一番上)をクリック。

2) 「Device」と表示されたドロップダウンリストを押すと、「RTL2832U」が見つかるはずです。

3) 選択したら「Install Driver」を押すと、ドライバがインストールされます。
これで準備完了です。「sdrsharp.exe」を起動してみましょう。

いきなり受信できることはありません。立ち上げたら「Play」ボタンの横のドロップダウンリストから「RTL-SDR / USB」を選択してから「Play」ボタンを押します。PCからノイズが聞こえてきて、画面上部にバンドスコープのような波形、下部にウォーターフォールが表示されればOKです。あとは適当に周波数を合わせて・・・。
我が家はスカイツリーが窓から見えますので、付属のロッドアンテナに30cmくらいのワニ口付きビニール線を挟めば、上のスナップのように「TOKYO FM」が立派に聞こえてきます
チューナ部のチップは「Fitipowe FC0012」という22 - 948.6MHzをカバーするワイドレンジチューナです。実際、上限・下限に向かっては感度低下が否めないでしょうが、いわゆる「VHF帯」は特に細工を施さずに使えそうですから、アマチュアバンド以外にもエアバンド受信等に使えそうですね。
暇潰しにお誂え向き・・・お一つ如何ですか
手が空けばやはり無線系・・・なんですが、先日何となくポチってしまったワンセグチューナをSDR化してみました。購入したのはこれ。

DS-DT305WHという型番のふつ~うのUSBチューナです。Amazonで1000円を切っていたため、他のものと一緒に購入しました。ちょっと頼りないロッドアンテナ以外に、アンテナ端子をFコネクタに変換するケーブルまで入ってこのお値段は素敵

この手の安物チューナには「RTL2832U」が入っていることが多いようですが、ちょっと確認のため・・・っていうか、ただの分解マニアとして中身見参


金のペイントでマスキングされている方の型番、やはりよく見るとRTL3832Uが入っていました。水晶発振は「如何にも

さて、肝心なSDRソフトですが、これは定番の「SDR#」を使うべく本家のダウンロードページから落とします(「SDR#」で検索できます)が、ちょっとわかりにくいのが玉にキズ・・・。

Realtek 社のRTLxxxx を使用したUSBチューナでは、上記の矢印が示すものを落として使用します。このZIPファイルを解凍すると3つのファイルができますが、その中の「Install.bat」をクリック。すると、解凍したフォルダ配下に「sdrsharp」というフォルダが作られ、そこに必要なファイルを「DOS窓」で自動的にダウンロードしてきます。
ダウンロードが終わったら、「sdrsharp」の下にダウンロードしたファイル中から「Zadig.exe」を実行しますが、その前にこのチューナをUSBに接続して下さい。その際、Windowsが勝手に入れようとするドライバはキャンセルして入れないように

設定は以下の手順で。
1) 「Option」をクリックするとメニューが表示されますから、ここで「List All Devices」(一番上)をクリック。

2) 「Device」と表示されたドロップダウンリストを押すと、「RTL2832U」が見つかるはずです。

3) 選択したら「Install Driver」を押すと、ドライバがインストールされます。
これで準備完了です。「sdrsharp.exe」を起動してみましょう。

いきなり受信できることはありません。立ち上げたら「Play」ボタンの横のドロップダウンリストから「RTL-SDR / USB」を選択してから「Play」ボタンを押します。PCからノイズが聞こえてきて、画面上部にバンドスコープのような波形、下部にウォーターフォールが表示されればOKです。あとは適当に周波数を合わせて・・・。
我が家はスカイツリーが窓から見えますので、付属のロッドアンテナに30cmくらいのワニ口付きビニール線を挟めば、上のスナップのように「TOKYO FM」が立派に聞こえてきます

チューナ部のチップは「Fitipowe FC0012」という22 - 948.6MHzをカバーするワイドレンジチューナです。実際、上限・下限に向かっては感度低下が否めないでしょうが、いわゆる「VHF帯」は特に細工を施さずに使えそうですから、アマチュアバンド以外にもエアバンド受信等に使えそうですね。
暇潰しにお誂え向き・・・お一つ如何ですか

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先日はお声がけありがとうございました!
こんばんわ!
自分も例のワンセグUSBアダプタを某あいてんどーで購入してみました。内部で発生したキャリアとかいっぱい出てますが、意外とよく聞こえますよねー
PC以外にもAndroidタブレットにつなげたりして遊んでます♪
自分も例のワンセグUSBアダプタを某あいてんどーで購入してみました。内部で発生したキャリアとかいっぱい出てますが、意外とよく聞こえますよねー
PC以外にもAndroidタブレットにつなげたりして遊んでます♪
559は嬉しいレポート♪
ぶんきゅうさん、コメアリです。
QRP故に信号強度が気になるところ・・・なんですが、なんとかちょびっとはSが振っていたようですね。
SDRは初体験ですが、本当によく聞こえるのには驚き!さっきエアバンドの交信を初めて聞いて、さらに驚きました。ついでに、70cmで「自分の声」も聞きました(爆
QRP故に信号強度が気になるところ・・・なんですが、なんとかちょびっとはSが振っていたようですね。
SDRは初体験ですが、本当によく聞こえるのには驚き!さっきエアバンドの交信を初めて聞いて、さらに驚きました。ついでに、70cmで「自分の声」も聞きました(爆