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自局電波強度のナンチャッテ比較

2014-04-28      
 特に企んだわけではありませんが、先日のJIDXの時に味を占めてしまったリバースビーコン、折角「CQ連呼」の機会があったALL JA でちょっとモニタリングして「貰い」ました

 まずはその実績から。



 ほうほう、上手くいったようです(って、本当は企んでたんかい)。ちょっと を引くのは、下の方のアラスカ局。やはり、北米には40mで確実に電波が届いているようですね・・・と、それはさておき、1エリアにあるRBシステムにはきちんと捕捉されたようです。ピンクが40m、青が80mにおける強めに受信して貰えた2システム(2局かな)のRBシステムにおける最強の受信強度です。

 さぁ、ここで思いついたのは、「ローカル局」と言えるところにあるコンテスト・ステーションとのデータ比較です。自分は正真正銘のQRP=5W、お相手は「12H」・・・KW級かと思われますが、邪推しても仕方が無いので取り敢えず500W・・・つまり、自分との電力差が20dB程度あるものと仮定しました。



 このコンテスト・ステーションのRBNにおけるピックアップ情報はたくさんあります。それこそ、80mでも海外のRBシステムに捕捉されているほどですが、とりわけ先の表で丸を付けた2システムが一致していましたので、その内で一番強かった情報ピックアップ。上の表のピンク、青の情報と比較すると、80mは24dBの差、40mに至っては3-5dBの差です。80mでは大凡「出力差」がそのまま出ている感じですが、40mはそれほど遜色がありませんね・・・これには少し驚き

 まぁ、こんな形では論理的な比較にはならないんですが、逆説的にこの結果から言えることを「どよよん現象ライク」に少し突っ込んで考えてみましょう

 80mの差が出力差だとすると、少なくともこのローカル局がS=7,8で聞こえる局には、我がヒョロヒョロ電波も届いていると言えます。ただ、超混みのコンテスト中、かつノイズの多い80mでこの屁理屈を振り回すのは、幾らなんでもナンセンスですね。
 一方、40mでは出力差を感じさせない範囲に収まっています。多分、このローカル局はきちんとした高~いタワーに数エレの八木だと思いますが、RBシステムを持つ局から見た場合にビームがどっち向きだったのか・・・といった部分が気になります。ただ、ある瞬間にはそれほど差の無い場合・・・S1,2つしか違わない「刹那」があるわけで、パワー勝負だけではない部分が垣間見えてきそうです。

 この情報分析の信憑性は兎も角として、KW 級のビッグステーションと「数値比較ができる」という意味でも、このリバースビーコンは面白いシステムですね。
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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