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AD8310の下拵え

2014-05-17      
 漸く週末を迎えましたが、今日、明日はプチ予定で細切れの余暇です。長めに時間が取れない分、サクッと終わる作業を・・・ということで、AD8310を「扱い易い形」にしました。

 先日まで手を染めていたミニ・パワーメータでは兄貴分のAD8307のDIPタイプを使いましたが、このIC はAD8307に比べて以下の特長があります。

 ・ ダイナミックレンジがAD9807より3dBほど広い
 ・ 出力バッファ用オペアンプを内蔵

 中華サイトでは5ピース買いで1つ6$(送料込み)程度で売買されていますが、ひとまず2ピース・・・1つ7$で注文。2ヶ月ほど前には既に手元にあったんですが、パワーメータが先となったことで放ったらかしになってしまい、今日に至ったわけです。

 そもそもこのIC にはMSOPタイプしかなく、いわゆる「2.54mm」の世界では扱いが厄介なため、勢い変換基板の世話になります。最近は様々な形の表面実装タイプのICがありますが、MSOPの8ピンをDIPの8ピンに変換する基板は入手し易く、かつピン数も少ないことからそんなに難儀な作業ではない・・・とは言え、やはりこの歳になっての細かな作業は骨が折れます。この辺り、工作意欲が減退する要因でもあります まぁ、グズグズ言っていると「細切れ余暇」が無くなっちゃう・・・と、今日は気合いを入れて準備開始。



 取りい出したるは20Wのハンダゴテ・・・と自慢しているわけではありません。今回活躍するのは、コードまとめ用の口の大きな洗濯ばさみ さぁ、お立ち会い



 こんな風に、作業机を台座に変換基板とICを挟んでしまいます。これでひとまずハンダ付けの準備OK



 手前の一本だけハンダが付けばOK。反対側の4本にハンダを思いっきり盛り、その後手前にも。そして、余計なハンダを吸取器でシュッと取り除きます。



 吸い取った後の状態はある意味無残・・・ですが、この後ハンダゴテでピンの隙間をなぞってハンダを馴らします。反対側も同様に。最後にフラックス除去液で綺麗に拭き取って完成。



 所要時間は凡そ30分。大きな洗濯ばさみで挟む際の位置決めがすんなりいけば、案外時間は掛かりません。



 後は足を付ければ完成なんですが、買ったはずの足が見当たらん 無くさないように「瓶詰め」して完了・・・と、今日はこの辺でお開きにしますか。
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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