週末工作レシピのまとめ
2014-06-14
遂にワールドカップ開幕
一戦一戦、白熱したゲームが展開されています。そして、明日は我が日本代表の初戦。ブログなんて書いている場合じゃ無い
・・・って気張るほどのお年頃でもないんで(
)これを書いています
既に梅雨入りを迎え、「春の工作祭り」はそろそろお終い。結果的にはまずまずの仕上がりを見せたミニ・パワーメータのみという体たらくで幕・・・なんですが、作りたいモノはそれこそ山積しています。ところが、どうもノリが悪い状態
まずまず部品も揃っており、それこそ手を付けるだけのモノもあるんですが、あれこれ目移りして結局何も進まない状態に
そんな時、我が師と仰ぐ「ぶんきゅうさん」のブログ(リンクを見てね)で、今の自分の状況を代弁して貰ったような記事を読みました。曰く、「折角時間があってもただただ無為に過ごしてしまうという罠」・・・そう、正しくこういう感じなんですね。そして、その記事では今後の工作モノのおさらいを書かれています。そうか、一旦立ち止まって整理してみるのも「アリ」だなぁ・・・というわけで、どよよん無線技士さんも(
)「当面の工作レシピ」としてまとめてみようと思います。
◆ 周波数カウンタを何とかしようの巻
赤いトラクター~
・・・もとい
ちょっと派手なケースに入れた周波数カウンタ・・・

昔の秋月キットを自分なりにアレンジしたものですが、肝心の基準発振があまり安定しているとは言えず、どうやら数十Hz程度の誤差含みです。さらに、心臓部の「ICM7216」は10MHz程度までが1Hz直読の範囲であり、もう少し上の周波数はプリスケーラのお世話にならざるを得ず、せめて6m(=50MHz)くらいまでは「1秒待てば、1Hz単位まで読める」という風にしたいところ。以前から気になっていたこの辺りのグレードアップを進めようと考えています。
◆ 周波数基準をもう少し堅実に・・・
周波数カウンタの命題は、やはり「精度」です。GHz帯の周波数の確度を保証したり様々なFSKの類に応じたりするためには、それこそルビジウムを始めとする「超高確度の原発」が必要ですが、最終的な目標は「HF帯のナンチャッテ工作」というテーマになりますから、0.1Hz程度の確度(10MHzで±0.1ppm程度)があれば十分。しかし、これだって「言うは易し、行うは難し」なわけです。
ところが、電波時計の源である標準電波やGPSの登場で、上手くすると簡単に「そこそこの基準」が得られそう・・・ということで、とりあえずGPSモジュールモジュールの1PPS出力を使って校正された「我が家の周波数基準」を画策しています。
◆ スペアナもどきをこしらえる
上記の周波数確度までは必要ないまでも、スペアナもどき構想・・・デジタルオシロを疑似スペアナに仕立てるためのアダプタ製作はそもそもあった「レシピ」なんですが、電圧検出部のAD8310の準備工作までで棚上げしています。これも、「周波数をきちんと測れる設備が要る」ということで、前述の周波数測定関連の課題が片付かないと手が付かない状態になっています。
◆ CWフィルタもこしらえる
これは、オペアンプで実用的なものを作ろうという目論見なんですが、シミュレーションは終わっているんで「組めば済む」みたいな状態。ところが、この「シミュレーションが終わっている」というのが曲者で、作る前からある種の達成感があったりして「推進力」が低下している次第・・・。
◆ ノイズリダクションの続き
MFJ-1025を改造しつつ、ノイズ受信用のアクティブアンテナの改良を画策している内に頓挫してしまったものです。リダクションの仕組みが解ってしまったことから、180度の位相差をきちんとフォローする回路を作ってしまえば、案外簡単にアダプタが作れてしまう模様・・・。
こうなると、どうせなら「我が家で困っているハイバンドのノイズ除去も無理なくできるアダプタ作成」を目指したくなってきました。さらに我が家の「死蔵デバイス」でできそう。おまけにケースも買ってしまってあるんで、予備実験を幾つか済ませば良い状態にまでなっているのに・・・こいつも棚上げ中
まぁ、ざっとこんな感じでしょう。他にも「小物」で作りたいもの・・・夜営用アンアナ、ちゃんとしたメッセージ・キーヤー、電圧を正確に測定するためのアダプタ、より正確なLC値が測定できるアダプタ、コイルのQ測定治具・・・等々、それこそ枚挙に暇がありません。が、とりあえず「周波数測定周り」を片付けたいと思っています。
あぁ、何かちょっとスッキリ
でも、ワールドカップ月間突入に加え、来週末は「All Asian」が・・・週末工作職人には、前途多難だぁ




既に梅雨入りを迎え、「春の工作祭り」はそろそろお終い。結果的にはまずまずの仕上がりを見せたミニ・パワーメータのみという体たらくで幕・・・なんですが、作りたいモノはそれこそ山積しています。ところが、どうもノリが悪い状態


そんな時、我が師と仰ぐ「ぶんきゅうさん」のブログ(リンクを見てね)で、今の自分の状況を代弁して貰ったような記事を読みました。曰く、「折角時間があってもただただ無為に過ごしてしまうという罠」・・・そう、正しくこういう感じなんですね。そして、その記事では今後の工作モノのおさらいを書かれています。そうか、一旦立ち止まって整理してみるのも「アリ」だなぁ・・・というわけで、どよよん無線技士さんも(

◆ 周波数カウンタを何とかしようの巻
赤いトラクター~



昔の秋月キットを自分なりにアレンジしたものですが、肝心の基準発振があまり安定しているとは言えず、どうやら数十Hz程度の誤差含みです。さらに、心臓部の「ICM7216」は10MHz程度までが1Hz直読の範囲であり、もう少し上の周波数はプリスケーラのお世話にならざるを得ず、せめて6m(=50MHz)くらいまでは「1秒待てば、1Hz単位まで読める」という風にしたいところ。以前から気になっていたこの辺りのグレードアップを進めようと考えています。
◆ 周波数基準をもう少し堅実に・・・
周波数カウンタの命題は、やはり「精度」です。GHz帯の周波数の確度を保証したり様々なFSKの類に応じたりするためには、それこそルビジウムを始めとする「超高確度の原発」が必要ですが、最終的な目標は「HF帯のナンチャッテ工作」というテーマになりますから、0.1Hz程度の確度(10MHzで±0.1ppm程度)があれば十分。しかし、これだって「言うは易し、行うは難し」なわけです。
ところが、電波時計の源である標準電波やGPSの登場で、上手くすると簡単に「そこそこの基準」が得られそう・・・ということで、とりあえずGPSモジュールモジュールの1PPS出力を使って校正された「我が家の周波数基準」を画策しています。
◆ スペアナもどきをこしらえる
上記の周波数確度までは必要ないまでも、スペアナもどき構想・・・デジタルオシロを疑似スペアナに仕立てるためのアダプタ製作はそもそもあった「レシピ」なんですが、電圧検出部のAD8310の準備工作までで棚上げしています。これも、「周波数をきちんと測れる設備が要る」ということで、前述の周波数測定関連の課題が片付かないと手が付かない状態になっています。
◆ CWフィルタもこしらえる
これは、オペアンプで実用的なものを作ろうという目論見なんですが、シミュレーションは終わっているんで「組めば済む」みたいな状態。ところが、この「シミュレーションが終わっている」というのが曲者で、作る前からある種の達成感があったりして「推進力」が低下している次第・・・。
◆ ノイズリダクションの続き
MFJ-1025を改造しつつ、ノイズ受信用のアクティブアンテナの改良を画策している内に頓挫してしまったものです。リダクションの仕組みが解ってしまったことから、180度の位相差をきちんとフォローする回路を作ってしまえば、案外簡単にアダプタが作れてしまう模様・・・。
こうなると、どうせなら「我が家で困っているハイバンドのノイズ除去も無理なくできるアダプタ作成」を目指したくなってきました。さらに我が家の「死蔵デバイス」でできそう。おまけにケースも買ってしまってあるんで、予備実験を幾つか済ませば良い状態にまでなっているのに・・・こいつも棚上げ中

まぁ、ざっとこんな感じでしょう。他にも「小物」で作りたいもの・・・夜営用アンアナ、ちゃんとしたメッセージ・キーヤー、電圧を正確に測定するためのアダプタ、より正確なLC値が測定できるアダプタ、コイルのQ測定治具・・・等々、それこそ枚挙に暇がありません。が、とりあえず「周波数測定周り」を片付けたいと思っています。
あぁ、何かちょっとスッキリ


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うちもカウンター何とかしたい^^;
こんばんは。
秋月カウンターこちらのは6桁表示のほとんどオリジナルです。後を見ると製作年が1983年と30年物になってしまいました\(^o^)/
基準発振器が金石舎のプログラマブル発振器ですがまったくの無校正です^^;
作り直すならPICでレシプロカル方式にチャレンジしたいです。
優先順位はだいぶ後になりそうですが(笑)
秋月カウンターこちらのは6桁表示のほとんどオリジナルです。後を見ると製作年が1983年と30年物になってしまいました\(^o^)/
基準発振器が金石舎のプログラマブル発振器ですがまったくの無校正です^^;
作り直すならPICでレシプロカル方式にチャレンジしたいです。
優先順位はだいぶ後になりそうですが(笑)
周波数カウンタは自作の王道・・・てか!?
ぶんきゅうさん、お早うございます。
何だかんだ、秋月には長年お世話になっていますよね。実はもう一つ、周波数カウンタキットを作ったことがあって、これは押し入れに眠っています。中学生の頃、BCL用ラジオの周波数を直読したくなり、455KHzがオフセットできるものでした。多分、まだ動くでしょう(^^;
低い周波数測定ではレシプロは有用ですね。どうせ作り直すならこの辺りも視野に入れたいと思っていますが、周波数カウンタのもう一つの肝は広帯域の前置アンプではないでしょうか? この辺りもちょっと掘り下げてみたい・・・って、また遠回り勃発!?
何だかんだ、秋月には長年お世話になっていますよね。実はもう一つ、周波数カウンタキットを作ったことがあって、これは押し入れに眠っています。中学生の頃、BCL用ラジオの周波数を直読したくなり、455KHzがオフセットできるものでした。多分、まだ動くでしょう(^^;
低い周波数測定ではレシプロは有用ですね。どうせ作り直すならこの辺りも視野に入れたいと思っていますが、周波数カウンタのもう一つの肝は広帯域の前置アンプではないでしょうか? この辺りもちょっと掘り下げてみたい・・・って、また遠回り勃発!?