70cm用5エレ八木完成!
2014-09-27
やはり仕掛かってしまえば早いという典型・・・今日は朝から、数日前に切ったパイプをアルミアングルに取り付け始めました。

まずは、切断した4mmのアルミパイプに細工。4mm用の「止め輪」を取り付けますが、ズレてしまわないように取り付け位置に一周、浅い溝を刻んでから取り付けます。この止め輪は、アングルにパイプを通したときに落ちないように付けるため、各パイプに1つしか必要ありません。

アングルには4.2mm のドリル刃で平行な貫通穴を開けるんですが、これが結構大変。きちんとポンチで印を付け、まずは2.5mmのドリルで下穴を開け、その後4.2mmでさらいます。その後パイプを通してみて直角を測り、必要に応じて丸棒ヤスリで下側の穴(上の写真で見えていない方)を整形します。横のビスは、エレメントがカタカタ動かないように、さらに適切な角度でエレメントが固定されるようにするためのもので、ここの穴にはタップが切ってあります。このビスを蝶ネジにすれば、移動などでも楽に組み立てられるでしょう。

給電部はこんな感じです。タイトバリコンは10pF、マッチングバーは1.6mmのスズメッキ線です。銅パイプへのハンダ付けは、ハンダを付ける部分をヤスリでよく削りました。ちょっと不安はありますが、まぁ大丈夫でしょう・・・根拠はありませんが
丁度家の連中が出かけていたため好都合と思いきや、干したての洗濯物でベランダが埋まっていたためまともな測定は断念か・・・と思ったんですが、アンテナ自体が非常に軽いため、何と洗濯物干しのピンチでエレメントを摘まんでバリコンの調整をしました。流石にスナップショットはしませんでした
設計値では、430.1MHzで4.5pF 5.5pF程度のところがベストマッチのようですが、ロータが一番抜けた状態から徐々に回していったら3~4pFと思しき辺りで1.05まで下がりました
この状態で1.5以下の帯域上限が434MHz程度・・・これもほぼ納得のいく数値です。さらにそのまま6-7pF辺りにすると、430.1MHzで若干SWRが上がるものの(1.1くらい)、1.5以下の帯域が広がって438MHz台でも使える程度になりました。
それにしても、ちょっと上手くいき過ぎ・・・MMANAが優秀なことは今更言うまでもありませんが、このところちょっぴり技術が向上した金属加工の賜物と自画自賛です
無論、そのままあちこちワッチ。いやぁ、70cmってこんなに人がいたのね・・・といった感じでよく聞こえてきました。アンカバーとバンドプラン違反(430MHz台でFM運用している馬鹿)が多いのに唖然としたものの、ビームの切れ具合を確認するには持って来いのターゲットがいたわけです。流石に洗濯物干しのピンチでつるした状態ではそうそう長く試すことができませんでしたが、レピータは一巡。ベランダの隅で頑張っているモビホと比して、かなり多くのレピータにアクセスでき大満足
最後に洗濯物の陰で記念撮影しました。

さぁ、これでACAGの「70cm課題」は片付いたかな
あとは気の利いたクロスマウントを付け、洗濯物のないベランダでじっくり味見したいと思います。
※ 2014/09/27 マッチング容量が間違っていました。4.5pFは、1mmスズメッキ線を前提に設計していたときのデータです。

まずは、切断した4mmのアルミパイプに細工。4mm用の「止め輪」を取り付けますが、ズレてしまわないように取り付け位置に一周、浅い溝を刻んでから取り付けます。この止め輪は、アングルにパイプを通したときに落ちないように付けるため、各パイプに1つしか必要ありません。

アングルには4.2mm のドリル刃で平行な貫通穴を開けるんですが、これが結構大変。きちんとポンチで印を付け、まずは2.5mmのドリルで下穴を開け、その後4.2mmでさらいます。その後パイプを通してみて直角を測り、必要に応じて丸棒ヤスリで下側の穴(上の写真で見えていない方)を整形します。横のビスは、エレメントがカタカタ動かないように、さらに適切な角度でエレメントが固定されるようにするためのもので、ここの穴にはタップが切ってあります。このビスを蝶ネジにすれば、移動などでも楽に組み立てられるでしょう。

給電部はこんな感じです。タイトバリコンは10pF、マッチングバーは1.6mmのスズメッキ線です。銅パイプへのハンダ付けは、ハンダを付ける部分をヤスリでよく削りました。ちょっと不安はありますが、まぁ大丈夫でしょう・・・根拠はありませんが

丁度家の連中が出かけていたため好都合と思いきや、干したての洗濯物でベランダが埋まっていたためまともな測定は断念か・・・と思ったんですが、アンテナ自体が非常に軽いため、何と洗濯物干しのピンチでエレメントを摘まんでバリコンの調整をしました。流石にスナップショットはしませんでした

設計値では、430.1MHzで

それにしても、ちょっと上手くいき過ぎ・・・MMANAが優秀なことは今更言うまでもありませんが、このところちょっぴり技術が向上した金属加工の賜物と自画自賛です

無論、そのままあちこちワッチ。いやぁ、70cmってこんなに人がいたのね・・・といった感じでよく聞こえてきました。アンカバーとバンドプラン違反(430MHz台でFM運用している馬鹿)が多いのに唖然としたものの、ビームの切れ具合を確認するには持って来いのターゲットがいたわけです。流石に洗濯物干しのピンチでつるした状態ではそうそう長く試すことができませんでしたが、レピータは一巡。ベランダの隅で頑張っているモビホと比して、かなり多くのレピータにアクセスでき大満足


さぁ、これでACAGの「70cm課題」は片付いたかな

※ 2014/09/27 マッチング容量が間違っていました。4.5pFは、1mmスズメッキ線を前提に設計していたときのデータです。
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