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CQ WW DX Contest CW 2014 参戦記

2014-12-01      
 副題:CONDXはまずまず、それでも不完全燃焼な2日間・・・唯一の救いは

 今年は太陽活動がいい感じに活発(SSNは高め、地磁気は大人しいめ)だったため、かなり期待してこのコンテストを指折り数えてきたんですが、直前にプライベートの雑事が惹起し、結局何の準備もできぬまま当日を迎えるというここ数年なかったシチュエーションになりました。まぁ、所詮は趣味の世界ですから優先度は下がるわけですが、「中座」を覚悟しながらの参戦・・・ちょっと切ない感じで本番を迎えました。

 エントリーバンドをどうするか・・・毎度悩むこのチョイス、今年は10mにしてみました。ハイバンドのスタートでは、西海岸狙いが定番。毎度10mが後手になってしまいちょっと焦るんだよなぁ・・・という反省を活かすべく、CONDXも良さそうだしなんとかなるべぇと思い切った次第。
 1st QSOは00:06z、ZONE 03という正に定番中の定番。ところが後が続かず、2nd QSOが00:17z 決して調子がいいとは言えない形となりましたが、01:00zに15mにスイッチして03:00zまでの都合3時間で26QSO・・・まぁ、悪くないレートになりました。その後も15mで比較的高レートでQSOしつつ、お待ちかねの「南米タイム」突入 といっても、偶然にオンエアする南米局がいて⇒我が5W電波がちゃんと届いて⇒あまりパイルになっていなくて・・・というプロセスをクリアする必要があります。
 ところが、S&Pを続けていると、何とLU出現「ふっ、狙い通りだぜ」とすかさずコール。ちょっと手間取りましたが、無事Get 毎度同じようなカントリーですが、これで「南米スタンプラリー」は目出度くコンプリです ちょいおまけにCXともQSOでき、スタンプは2個になりました。

 その後、04:30zには10mへQSY。直前のSSNが150を超え&K-indexは1、どう考えても「ハイバンド有利」となれば、できるだけ高いバンドで応答率を上げたいわけですな。案の定、10mはEUが沢山・・・なんですが、我が設備でも本当に時折目の当たりにする「絶好」(EUの奥の方まで、メーターを振らして入感するようなこと)とまでは行っていないような それでも、ZONE15-18まで埋まり、例年とほぼ同様な推移となりました。ZONE19,20は「明日」にお預け。

 さぁ、お待ちかねの「出竿タイム」・・・09:00zにセットアップして40mへ。いやぁ、日が暮れるのが早い早い 09:04zにUA0を捕まえたのを皮切りに、並み居る米国西海岸艦隊を・・・となるのが通例なんですが、どういう訳か列強が居並んでいるはずの西海岸が弱い 強い局でもS9+10dB程度で、なかなかつながりません。特にアンテナ周りは弄っていませんので、このところ好調だった釣竿君の機嫌が悪いとも考えられず、鳴かず飛ばずでこの夜を過ごしてしまいました。その上、睡魔でぶつ切りに仮眠してしまい、結局15QSO程で納竿

 2日目・・・40mの不調を引き摺り、この日の日中帯は何ともやる気が出ない時間を過ごして夕方を待ちました。昨日と同じようなCONDXのようだったんで15mに注力したものの南米スタンプ3個目(LU)を獲得した以外は実らず 結局は昨日と同様に10mサーフィン。ZONE16を中心にそこそこのQSO数を獲得したもののやはり「絶好」とは言い難い感じで、特にめぼしいところはありませんでした。さらに、昨日取りこぼしのZONE19,20の内、何と19の方が未QSO 15mでは特に晩秋特有の「ごっついエコー」で宇宙人と交信しているような有様・・・これには本当に苦労しました。

 この日の出竿は雑事に追われて少し遅くなり、10:00zからスタート。前日と打って変わって・・・といっても並のCONDXのようで、昨日は弱々しかった西海岸がS9+20dBで軒並み入感。S&Pしつつ強めの局を探していると、ZFが入感しているじゃありませんか パイルもそこそこだったんですが拘って呼ぶこと30分・・・撃沈
 ところが、捨てる神ありゃ何とやらで、直後にHK1が強力に入感しているのを見つけ、こちらは見事にGet もうこれで、殆ど満足しちゃった感じでいると、今度はOHを発見 40mバンドの妙味・・・「あちこちいっぺんに聞こえるDXバンド」の妙味を感じつつ、こちらもGet し、満腹感増量。
 その後は、弱まりつつある西海岸を聞きながら別のことに手を染めつつEUが強くなるのを待ちました。そして、17:00zを回るとEUの信号が急上昇・・・これも予定調和ですね。4局ほど立て続けにQSOしたところで、一旦手を止めると・・・実は、ここで不覚にも眠ってしまいました ウイークデーに鳴る06:30Jの目覚ましで起こされ、「げっ、釣竿君出しっぱだぁぁ・・・」と慌てて納竿。そして最後は、ちょこっと15mでWを増量し、あまり締まりのないエンディングで今年のコンテストは幕となりました。

 昨年のこのコンテストで既に5W+ヘッポコアンテナ群での限界が見えてきており、今年もCONDX次第の部分はあったものの、ある程度達観しての参加。その上、余裕を持って参戦できなかった分、途中でモチベーションが下がってしまったことも否めません。次回までには何らかの「目標設定」が必要だなぁ・・・と思いつつ、多分ハイバンドのCONDXはさらに落ちちゃうんでしょうから、案外「40mバンドのみ」というシングルバンド参戦もアリかなぁ・・・と思う次第。
 特に、40mの開け方をさらに研究したり、釣竿君の「もう一捻り」(カウンターポイズの改良、リニアローディング等々)を施したりと、課題もありますから、今後のよい「教材」にもなりそうです。

 何となく不発のような気もした今回のコンテスト・・・128QSOという数字は兎も角、「40mでHK」というのはちょっと「出た甲斐」を感じましたんで、これでヨシとしましょうかね。

 恒例の記念撮影はこれ。



 今回のコンテストではPHILIPSのヘッドホンを使わず、10月の千葉コンに持参した「音楽用安物」のヘッドホンを使いました。PHILIPSのヘッドホンの音は申し分ないんですが、完全密閉のため長時間着用にはなかなか馴染みません。さらに千葉コンに持って行くにはちょっと大きく嵩張るため、急遽「低音があまり出ないヘッドホン」として購入したaudio-technica の「ATH-FW33」です。普段は、PC用のイージーリスニングとして使っていますが、結構いい塩梅です。値段も安いんで、「ぶっ壊れたらまた買える」という安心感もあり、最近はPHILIPS君がいじけています

 これで、今年度のコンテストは(多分)終了となりました。来年も上手いこと目標を見つけて楽しみたいと思います。
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お疲れ様でした

コンテスト参戦お疲れ様でした。
11月も末となるとコンディションを把握するのが大変ですよね~。
バンドの選択とか。
10月のSSB部門に参加して、熟々タイミングの悪さを実感しました。
私も今年のコンテスト参加は終了ですね。
CW部門に参加出来る様、耳を鍛えたいと思います。

標準的なCONDXがまだ・・・

EOSマンさん、こんにちは。
仰る通り、真冬でもなく秋でもない様子は、なかなか掴み所がなく、おまけにこのコンテストとしても「最も遅い開催」となり、なんだかあまりCONDXが良いとは思えませんでした。
さらに、当日のCONDXの良し悪しの判断基準が無いんで、どうも効率よくバンドスイッチしたり諦めたり・・・が上手くなく、時間の無駄が相当あります。まだまだ、研究の余地が沢山(^^;)
来年も「できる範囲」でさらなる改善を・・・お互い、頑張りましょう!
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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