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急にレールスプリッタの実験

2015-03-21      
 未体験の塗装作業を残す外付けスピーカの製作は置いといて(えっ)、思うところがあり・・・いきなり「どよよんプチ実験~」を敢行。

 ちょっとポータブルなオーディオ物を考えているんですが、±両電源を作り出す「レールスプリッタ」について、手持ちのオペアンプでどの程度の電流が取り出せるか実験してみました。回路は至極簡単



 実際の組み込みの際には、もう少し大きめの電解コンを使ったり、過電流防止用にオペアンプの出力と仮想GNDの間に抵抗を入れたりしますが、今回はブレッドボード上の実験・・・この抵抗を省いて+2.5Vと仮想GNDの間にボリュームを接続して電流を流し、その際のボリュームに加わる電圧降下の具合を測定しました。



 グラフは実に詰まらん感じになりましたが、LM358を使用して35mA程度までなら実用できそうな雰囲気です。30-35mAの起伏は、グラフを「散布図」で作った上で正規化で線を引かせているためですが、まぁ雰囲気は出ていますね。この回路実験は、ネット上に様々な形で情報提供されていますが、概ね同様の結果が得られたようです。

 さぁ、ここから手持ちのオペアンプを順に換装して「最大電流大賞は誰だ」という格好で測定してみたんですが、結局手持ちの中ではLM358が一等賞・・・その上、企画中のオーディオ物にはもう少し電流が必要そう まとめるまでもないようです。

 ただ抵抗で単純に分圧したものとは異なり、使用するオペアンプが無理なく出力できる範囲ではかなり安定していそうな雰囲気・・・入力側の電圧変動に対する挙動やノイズの混入など、他にもチェックポイントはありますが、まずまず使えそうな手応えです。出力電流の大きいタイプのオペアンプ(秋月に売っているNJM3414/4556など)なら、そこそこ使い回しの利く「定番仮想GND」になるかな
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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