もう勘弁・・・前面バッフル磨き完了
2015-06-21
ALL ASIANの真っただ中ですね。今回は出場を見送るつもりですが、時折ハイバンドを覗いています。朝早く(といっても07時過ぎ)には西海岸各局が聞こえていましたし、SSNもそこそこなんで、今夕と晩の15mはもう少し念入りに聞いてみようとは思いますが、多分オンエアはしないでしょう。
昨日は、外付けスピーカ前面バッフルの塗装の追い込みを行いました。天気のよい日を見つけては、かれこれ十回以上のニス塗りとサンディングを繰り返してきましたが、刷毛で仕上げるのは難しいなぁ・・・と途中、ちょっと嫌になって放置。そして、二週間程前から再開しました。
ヤスリの番手を320番から400番に変えて数回整えたらニスの乗りが圧倒的に良くなり、1200番で2回程塗り&サンディング。最後は1600番で整えて最後の塗装としました。きっと、ここで水研ぎなどしていけばもっと綺麗に仕上がるんでしょうが、実際、製作開始から既に3ヶ月を過ぎて(
)もういい加減マジで飽きてしまい、試しに仕上げのコンパウンドで磨いてみるとそこそこの光沢が・・・というわけで、昨日の夕方からは、使い古しのクタクタのハンカチを使ってコンパウンドで磨きまくり。
ここでちょっとだけ「MDF材の塗装に関する覚え書き」をしておきます。
1) MDF材は着色剤(ポアーステイン)でしっかり着色しておくと後が楽
MDF材は、表面が滑らかなため下塗りに使う着色剤をそのまま塗ってもよいが、事前に穴開けなどをすると結構表面に手の油や汚れが付いているため、これを落とすことを含めて一度綺麗にサンディングしておくと着色剤の吸い込みが均一になり、ニス塗りの際にムラがなくなる。
2) ラッカーサンディングシーラーがいいかも
サンディングシーラーは2,3回の塗り&サンディングで下地を作れば十分。今回は「水性」のシーラーを使わなかったため滑らかに塗れて乾きも早く、この時点での仕上がりはかなり良かった。ただ、兎に角「ニス臭い」んで、室内の作業には向かない。
3) 水性ニスはあまり薄めないのが吉
水性ニスはあまり薄めないで塗る方が良さそう。最初の塗りでは勿論、サンディングシーラーをきちんと乾かししっかりサンディングしてからでないと、水分量云々以前にNG。水性ニスは、薄めると水分が増えただけ表面張力が増して刷毛塗りではデメリット(乾く際に、水の筋ができてしまう)となり易い。特に、水性ニスを器に少量だけ残しておくと、結構粘性が増してくるため途中で注水したくなるが、この量がよく判らないため薄め過ぎて失敗する。塗るために必要な適量をボトルから器に出して塗っていくのがよさそう。即ち、塗り残したニスは水性故流してしまい、次に塗るときは新たにボトルから器に注ぎ出すのがよさそう(ちょっと、勿体ないけど・・・)。
4) ニスを塗ったらとにかく「よく乾かす」
前日に塗ったものを翌日サンディングして上塗りし、また一日乾かして・・・というのが無難。慣れてくると「乾いた感じ」が分かってきて、水性ニスでも数時間でちゃんと乾くことは分かるようになるから、もう少し詰めて塗装することは可能。ただ、サンディングしたときの感触で「怪しい・・・乾ききってないぞ」と思ったら即刻サンディングを止め、さらに数十分から1時間程度放っておくのが良い。
5) 「さっと擦る」のがサンディング
(←これ、重要
)
初めての塗装作業で行うサンディング・・・特に、紙ヤスリを「金属のさび落とし」や「木材の大きさや太さを変える」という使い方が染み込んだ連中は、きっと「強く擦りすぎて失敗」ということになるだろう。サンディングは、どちらかというと当て木に巻いた紙ヤスリで「撫でる」に近い感覚。強く擦ると、折角塗ったニスが「剥がれる」という憂き目に遭う。特に乾きが甘いと「かさぶた」のように剥けてくるから要注意。板面を満遍なく撫で、凹凸をなくすイメージだ。
さて、昨日は食後に我が「納戸シャック」に戻ってから寝るまで、ラジオと音楽を聴きながら磨いていましたが、漸くこんな感じで仕上がりました。

大きな穴が空いているのが前面、真っ黒けの方が背面のバッフルです。背面は、サンディングシーラーで下地を作ってから、240番のサンディングとニス塗りを3,4回繰り返しただけのものです。まぁ、背面をピカピカにしておいても仕方がありませんからね
前面パネルには、背後の風景が反射しているのが少し見えるでしょうか。

少しアップにしてみました。バッフル左の方に映っているのがミニタワーのPC前面、右の方にはリグや測定器を収納しているラックです。マウスも一部光沢があったんで並べて見ましたが、何やらよく判らないですね
カメラには焦点距離があるんで見た感じとちょっと違います。そこでインチキ写真を。

ね、鏡面仕上げでしょ
実際、表面を観察すると細かいキズや歪み(何かを反射すると、その像が歪んで見える)がまだ結構あります。 さらに磨き上げればいいんでしょうが、先に書いたように「もう、本当に飽きた
」・・・もう、十分ですよね
背面を含めて、前面以外はまぁこんな感じの仕上がりです。

刷毛のアンジュレーションがあって、これはこれで綺麗だったりします。まぁ、何れにしても側面や背面はラックにすっぽり入って見えなくなってしまうんでこれで良しとします。

今回の仕上げに使ったコンパウンドと共に、完成イメージをパチリ。コンパウンドは大量に残ってしまうことになりましたが、まぁいいでしょう。
これで漸く最終段階に入り、LCフィルタを内蔵させた上でスピーカを取り付ければ完成です。その後はラックの配置を考えながら、もう少し工作ものに手を付け易いようなレイアウトに変えたいと思いますが、この辺りは来週末かな
昨日は、外付けスピーカ前面バッフルの塗装の追い込みを行いました。天気のよい日を見つけては、かれこれ十回以上のニス塗りとサンディングを繰り返してきましたが、刷毛で仕上げるのは難しいなぁ・・・と途中、ちょっと嫌になって放置。そして、二週間程前から再開しました。
ヤスリの番手を320番から400番に変えて数回整えたらニスの乗りが圧倒的に良くなり、1200番で2回程塗り&サンディング。最後は1600番で整えて最後の塗装としました。きっと、ここで水研ぎなどしていけばもっと綺麗に仕上がるんでしょうが、実際、製作開始から既に3ヶ月を過ぎて(

ここでちょっとだけ「MDF材の塗装に関する覚え書き」をしておきます。
1) MDF材は着色剤(ポアーステイン)でしっかり着色しておくと後が楽
MDF材は、表面が滑らかなため下塗りに使う着色剤をそのまま塗ってもよいが、事前に穴開けなどをすると結構表面に手の油や汚れが付いているため、これを落とすことを含めて一度綺麗にサンディングしておくと着色剤の吸い込みが均一になり、ニス塗りの際にムラがなくなる。
2) ラッカーサンディングシーラーがいいかも
サンディングシーラーは2,3回の塗り&サンディングで下地を作れば十分。今回は「水性」のシーラーを使わなかったため滑らかに塗れて乾きも早く、この時点での仕上がりはかなり良かった。ただ、兎に角「ニス臭い」んで、室内の作業には向かない。
3) 水性ニスはあまり薄めないのが吉
水性ニスはあまり薄めないで塗る方が良さそう。最初の塗りでは勿論、サンディングシーラーをきちんと乾かししっかりサンディングしてからでないと、水分量云々以前にNG。水性ニスは、薄めると水分が増えただけ表面張力が増して刷毛塗りではデメリット(乾く際に、水の筋ができてしまう)となり易い。特に、水性ニスを器に少量だけ残しておくと、結構粘性が増してくるため途中で注水したくなるが、この量がよく判らないため薄め過ぎて失敗する。塗るために必要な適量をボトルから器に出して塗っていくのがよさそう。即ち、塗り残したニスは水性故流してしまい、次に塗るときは新たにボトルから器に注ぎ出すのがよさそう(ちょっと、勿体ないけど・・・)。
4) ニスを塗ったらとにかく「よく乾かす」
前日に塗ったものを翌日サンディングして上塗りし、また一日乾かして・・・というのが無難。慣れてくると「乾いた感じ」が分かってきて、水性ニスでも数時間でちゃんと乾くことは分かるようになるから、もう少し詰めて塗装することは可能。ただ、サンディングしたときの感触で「怪しい・・・乾ききってないぞ」と思ったら即刻サンディングを止め、さらに数十分から1時間程度放っておくのが良い。
5) 「さっと擦る」のがサンディング


初めての塗装作業で行うサンディング・・・特に、紙ヤスリを「金属のさび落とし」や「木材の大きさや太さを変える」という使い方が染み込んだ連中は、きっと「強く擦りすぎて失敗」ということになるだろう。サンディングは、どちらかというと当て木に巻いた紙ヤスリで「撫でる」に近い感覚。強く擦ると、折角塗ったニスが「剥がれる」という憂き目に遭う。特に乾きが甘いと「かさぶた」のように剥けてくるから要注意。板面を満遍なく撫で、凹凸をなくすイメージだ。
さて、昨日は食後に我が「納戸シャック」に戻ってから寝るまで、ラジオと音楽を聴きながら磨いていましたが、漸くこんな感じで仕上がりました。

大きな穴が空いているのが前面、真っ黒けの方が背面のバッフルです。背面は、サンディングシーラーで下地を作ってから、240番のサンディングとニス塗りを3,4回繰り返しただけのものです。まぁ、背面をピカピカにしておいても仕方がありませんからね


少しアップにしてみました。バッフル左の方に映っているのがミニタワーのPC前面、右の方にはリグや測定器を収納しているラックです。マウスも一部光沢があったんで並べて見ましたが、何やらよく判らないですね

カメラには焦点距離があるんで見た感じとちょっと違います。そこでインチキ写真を。

ね、鏡面仕上げでしょ



背面を含めて、前面以外はまぁこんな感じの仕上がりです。

刷毛のアンジュレーションがあって、これはこれで綺麗だったりします。まぁ、何れにしても側面や背面はラックにすっぽり入って見えなくなってしまうんでこれで良しとします。

今回の仕上げに使ったコンパウンドと共に、完成イメージをパチリ。コンパウンドは大量に残ってしまうことになりましたが、まぁいいでしょう。
これで漸く最終段階に入り、LCフィルタを内蔵させた上でスピーカを取り付ければ完成です。その後はラックの配置を考えながら、もう少し工作ものに手を付け易いようなレイアウトに変えたいと思いますが、この辺りは来週末かな

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コメントの投稿
良い感じですね
どよよんさん
スピーカー作成も大詰めですね。
仕上がりも良さそうで。
私の方は、またメーカー系のイベントへ・・。
収穫ありましたので、ブログも上げました。
スピーカーといえば某雑誌に付録になるとか。
で、その別冊にはエンクロージャーが・・・。
それを買って作ろうかと目論んでます(^^ゞ
ALLASIAN・・私も参加見送り。
ここ最近、フォーンばかりで耳が落ちたので聞きまくってます。
目標は・・秋の全市全郡なので。
梅雨に負けずに行きましょう~。
ではまた。
スピーカー作成も大詰めですね。
仕上がりも良さそうで。
私の方は、またメーカー系のイベントへ・・。
収穫ありましたので、ブログも上げました。
スピーカーといえば某雑誌に付録になるとか。
で、その別冊にはエンクロージャーが・・・。
それを買って作ろうかと目論んでます(^^ゞ
ALLASIAN・・私も参加見送り。
ここ最近、フォーンばかりで耳が落ちたので聞きまくってます。
目標は・・秋の全市全郡なので。
梅雨に負けずに行きましょう~。
ではまた。
指が痛いです・・・
EOSマンさん、コメアリです。
いやぁ、実に長期間の工作になってしまいましたが、漸く第四コーナーを回った感じがします。内蔵するフィルタ・ネットワークは実験済みですから、時間がきちんと取れれば・・・なんですが、結構忙しい状態が続いていて、週末をあてにするしかありません(^^;
スピーカが付録になる雑誌と言えば・・・ほうほう、10cmフルレンジのようですね。これは、確かに無線用に転用してもいいかも知れません。
ALL ASIANは完全に見送りました。やはり、夏至近くの開催は歓迎できませんなぁ・・・何とかしてくれ、JARL!!
いやぁ、実に長期間の工作になってしまいましたが、漸く第四コーナーを回った感じがします。内蔵するフィルタ・ネットワークは実験済みですから、時間がきちんと取れれば・・・なんですが、結構忙しい状態が続いていて、週末をあてにするしかありません(^^;
スピーカが付録になる雑誌と言えば・・・ほうほう、10cmフルレンジのようですね。これは、確かに無線用に転用してもいいかも知れません。
ALL ASIANは完全に見送りました。やはり、夏至近くの開催は歓迎できませんなぁ・・・何とかしてくれ、JARL!!