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T1CKI もそこそこ使えそう・・・

2016-02-06      
 直前記事に書いたように、今日は周波数カウント部としてPIC16F1827(とりあえずターゲットにしているPIC)のT1CKI のカウントできる最大周波数がどの程度かという確認をしました。カタログスペックを手繰ると、T1CKI の非同期(Asynchronous)における標準動作周波数は16.6MHzと読み取れますが、実際はどの程度なのか・・・45MHzを超える守備範囲なら今回作ろうとしている周波数カウンタのスペックを満足できるんですが、こればかりはやってみないと判らない というわけでヘッポコ実験に突入です。

 今日の所はとりあえずアンバッファのインバータ・・・RSオンラインさんで以前に購入した「SN74LVC2GU04」を前置アンプとして置いてみました。この小さなICは2つのアンバッファ・インバータを具備する6ピンSOT23フォームで、変換基板に乗せてブレッドボードでも扱えるようにしてあります。これをPICのカウンタ部に見立てたT1CKI の前に接続して、クラニシ君@SGから出力した信号の周波数を測定してみました。



 一足飛びに結果になりますが、どうやら100MHzを超えての測定も可能なことは判りました。スナップでは、最大の測定周波数を探った末の状態になっているため誤差が結構あります。さらに探ってみると、総じて80MHz程度まではある程度安定に測定できそうな雰囲気
 要は、T1CKI に与えるクロック(周波数カウンタとして言えば、測定対象の信号)の振幅がある程度大きければカウントできるようで、T0CKI と殆ど遜色がないことになります(T0CKI は凡そ50MHz程度までをカタログスペックのTypicalとして許容しています)。古めのPICはいざ知らず、昨今流通している8ビットPICの実力はこんなもんなんでしょうね。

 ・・・というわけで、当初の目論見通りの周波数カウンタは作れそうですが、もう少しヘッポコ実験は続けたいと思います
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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