釣竿アンテナ用ローディングコイル刷新!
2016-04-22
今日はやや重いコンソーシアムに出席した後、各拠点を回って雑事を片付けて早めに帰宅でき、ほぼ完成していた釣竿君用のローディングコイルを仕上げました。

何れも80mmΦの塩ビパイプを軸にして製作しましたが、自在ブッシュ分2mmほど直径が大きくなっています。太くなったのは一目瞭然・・・左側のものが新作です。1.5mmのアルミ線に幅広の自在ブッシュを使って頑丈に作ったつもりです。コイルのショート用のワニ口を付けたショートワイヤーは、右の古いものから流用しました。インダクタンスの不足を補うため、新しい方は1巻き多くなってます(16回巻き)。
新しいコイルのインダクタンスを測ると丁度20.0μH程になりました。目指すは19.5μHだったのですが、巻き線の終端の関係からこのようにしかできず少し多めになりました。仮にこの0.5μHを打ち消すためのコンデンサを入れるとすると結構な容量のコンデンサを直列に入れなくてはなりませんが、今のTypeⅢにはちょっと苦手なマッチングになります。まぁ、それでもきっと大丈夫・・・というわけで、サクッとアンテナ設営していざ測定
まずは40m。

同調点は流石に低いですがSWR的にはバッチリ。そこで、今回製作したローディングコイルの最後の1巻きを、ワニ口の付いたショートワイヤーで1/3ぐらい短結させてみました。

最早、カップラ要らずですね
こうした微調整も、太いアルミ線でしっかり作ったことからできるようになりました。
さて、問題の80mはというと・・・

少し低い3.36MHzで同調しています。この時、ローディングコイルはタッピングしていません。明らかにボトム・ローディングに使っているコイルのインダクタンスが大き過ぎ(凡そ48μH)・・・ここを改善する必要があります。
ひとまずこの状態で40m,80m共にTYPE-Ⅲでマッチングは取れましたから、釣竿君に装着するローディングコイルは合格となりました。これで、釣竿君のセットアップとして最低限の修復は完了です

何れも80mmΦの塩ビパイプを軸にして製作しましたが、自在ブッシュ分2mmほど直径が大きくなっています。太くなったのは一目瞭然・・・左側のものが新作です。1.5mmのアルミ線に幅広の自在ブッシュを使って頑丈に作ったつもりです。コイルのショート用のワニ口を付けたショートワイヤーは、右の古いものから流用しました。インダクタンスの不足を補うため、新しい方は1巻き多くなってます(16回巻き)。
新しいコイルのインダクタンスを測ると丁度20.0μH程になりました。目指すは19.5μHだったのですが、巻き線の終端の関係からこのようにしかできず少し多めになりました。仮にこの0.5μHを打ち消すためのコンデンサを入れるとすると結構な容量のコンデンサを直列に入れなくてはなりませんが、今のTypeⅢにはちょっと苦手なマッチングになります。まぁ、それでもきっと大丈夫・・・というわけで、サクッとアンテナ設営していざ測定


同調点は流石に低いですがSWR的にはバッチリ。そこで、今回製作したローディングコイルの最後の1巻きを、ワニ口の付いたショートワイヤーで1/3ぐらい短結させてみました。

最早、カップラ要らずですね

さて、問題の80mはというと・・・

少し低い3.36MHzで同調しています。この時、ローディングコイルはタッピングしていません。明らかにボトム・ローディングに使っているコイルのインダクタンスが大き過ぎ(凡そ48μH)・・・ここを改善する必要があります。
ひとまずこの状態で40m,80m共にTYPE-Ⅲでマッチングは取れましたから、釣竿君に装着するローディングコイルは合格となりました。これで、釣竿君のセットアップとして最低限の修復は完了です

- 関連記事
-
- WPXコンテスト中のアンテナヘッポコ実験の覚え書き
- 急造釣り竿君の様子
- 釣竿アンテナ用ローディングコイル刷新!
- 釣竿アンテナの80m不具合原因
- 正解は「長め」のアンテナだった!