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カップラー考

2009-05-04      
 相当に気が早いわけですが、机上で考える分には「無料」ですから、このGWにはぴったりかな・・・。

 さて、直前の記事から分かるように「80m」は、散々逡巡した挙げ句、結局LW系のアンテナに軍配が上がりそうです(まぁ、初心貫徹ならずです)から、例の「グランドをどうするか」という部分を片付ける必要があるんですが、ひとまず「カウンターポイズ」・・・というか、ベランダに適当にグランドとなりそうな電線を這わせる方法で行けることを前提にして、マッチングとフロートバランの組み合わせで「平衡と不平衡のあいのこ」となるであろうアンテナに合うマッチング部分を考えてみました。



 まぁ、何の変哲もない回路です L1は、2つのVCとの間で「Lマッチ」を取るだけであり、上の定数での組み合わせでも結構広い整合範囲を持つはずです。そして、L2でカップラー部分を含めたRig側とアンテナ側のループを遮断し(RFCですね)、互いが「それなりに、遠い存在」になるような格好にしようと。また、VCは、昔の単連エアバリが幾つかあるんで、まぁ5WですからOK。L2もフロートバランを組むだけですからいいのですが、問題はL1。
 空芯コイルにするか迷うところですが、ここは多少の損失より安定性を買って、トロイダルコアかなぁ・・・と思っていますが、タップの取り方やら、切り替え方(トグルスイッチのオンパレード?)については考えどころ。過去のOM諸氏の記事・研究を拝借して、何とかしてみようと思います。

 また、ステルス君への応用・・・雨の日対策についても、実はこの手のカップラー利用案は有効で、ちょっと実験しながら手探りで進めようかと思っています。

 ただねぇ・・・GW終わったら、忙しそうな気配まぁ、気長にやるか・・・。

 注1:09/05/04 L1の定数が間違っていました。誰も見ちゃいないと思いますが修正(^^;
 注2:11/11/21 この手のT型カップラでSWRが高いアンテナと整合を取っても損失が大きいようです。


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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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