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基板をシンメトリックに・・・ツートーンジェネレータ作り直し

2016-11-14      
 ちょっとブログを見直したら、ツートーンジェネレータの製作に手掛けたのが「夏」でした。流石にちょっと時間が掛かり過ぎですが、漸く形になってきました。



 夏に作っていたものは1枚の基板に発振回路を2つ組み込みましたが、個々の発振出力が基板上で混ざってしまうという「当たり前の不具合」に見舞われ、グランドのパターンがループしないようになどあれこれ工夫(この記事には詳しく書きませんが、1点アースの効果を目の当たりに)しました。上手く調整するとセパレーションは確保できたものの、さらに1段アンプを噛ますとすると少々扱い辛いことになるため、思い切ってスナップの通り作り直しました。

 詳細は改めて記しますが「発振+バッファ」の構成、さらにLPFを1枚の基板に押し込んで、2次高調波以降が大凡-70dBダウンの発振器を2台製作しました。ケース組み込みを意識していわゆる「線対称」に組みましたが、ほぼ同じ特性(出力、高調波など)のものができました。

 あとはミックス部分・・・6dBコンバイナを小さな基板に組んで完了しますが、今週末は予定があったりして。来週末はビッグなコンテストもありますから、うっかり気を抜いて「年越し」とならぬよう気をつけたいと思います
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電源と反射が、、

電源のデカップリングというか、リプルフィルタ入れないとハーモニクスで変調がかかっちゃって謎の三次歪みみたいになるよ。3端子二つで何とかなるかなー、LDOよか普通の方がいいかも。
あと、バッファーはベース接地とか逆流しないやつじゃないと反射でやられるよー
今の時代高速opampかなー

なるほど、高速オペアンプかぁ…

とぉちゃん、貴重なコメントありがとうございます。

電源周りのデカップリングについては、今いまは「元からの2系統分離」位しか考えていませんでした。また、バッファ部はベース接地などの変調に強い回路が必要…というのは解っていたものの「どの程度」みたいな部分の見当が付かず、普通のエミッタ接地にしました。

このツートーンジェネのミッションは、とあるミキサーの最適回路を導き出すというものなんで、ひとまずこの構成でどんな風になるのか組んでみたいと思います。
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