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MC1350のAGC特性

2017-11-01      
 三連休の初日には、我が愛する宇宙人一号の運動会が予定されています。当初予定は10/14だったんですが、当日は雨で順延。 翌週末は台風二十一号で雨、そして先週末も雨となり、流れに流れて11/3に予定がずれてきました。ところが、今晩の天気予報を見たらまたしてもあまり良い天気では無さそう・・・よっぽど強烈な雨男子か雨女子がいそうです。

 今週は、ブレボに組んだMC1350アンプが工作机の真ん中に置いてありますから、帰宅後に少しだけ実験を進めています。そして、入出力に同調回路を背負った形の標準的な回路を組んで、利得の様子を見てみました。



 ”標準”なんて気取ってますが、言わば「カタログ通りで何の変哲も無い」ということです RiとRoは必要に応じて入れても良いという意味で、入力側はインピーダンスの固定に、出力側は発振防止用にといったところ・・・今までの実験にも時々登場しましたね。

 さぁ、この回路の利得の様子です。



 特に説明は要らないでしょう。入出力の同調回路のQがあまり高くないためかなり広帯域に増幅してしまいますが、実験中は安定に動いていたことから再現性は良さそうです。

 さて、ここまで組んだらやはりAGC特性は測っておくべきでしょう。

 AGCの測定は出力をどの程度にして測定するかがポイントですが、ひとまず復調回路への入力として必要十分であろう”0dBm”としています。手探りですが、このアンプの1dBコンプレッションレベルは+10dBmくらいだったんで、0dBmはそこから10dBダウン・・・直線性は保たれているレベルでしょう。



 AGCの制御電圧範囲は緑の両矢印で示した範囲くらい・・・この範囲の特性を見ると、-20dBから下に向かっては比較的リニアな特性のようですが、そこから上の方はお世辞にもリニアとは言えませんね。まぁ、この辺りを上手く制御できるAGC回路の完成が最終目的ですから、とやかく言うのは止めましょうかね

 実際のIF回路ではこのICを2つシリーズ接続することになりますから、AGC特性はもっと違った感じになると思いますが、とりあえず基礎データとしては採れたと思っていいでしょう。そろそろ寝ましょうかね
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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