ハイサイドは難しい也・・・
2018-04-16
先々週から先週までは、新入社員の教育や今年度始まる各種施策のキックオフでまずまずの多忙に加え、キックオフ流れの飲み会で深酒してみたりして、あまりヘッポコ実験には時間が割けず終い
それでも少しはヘッポコできた部分もあるんで(
)ちょっとまとめておきましょう。
ヘッポコ実験の焦点は「ハイサイド電流の検出」。あれこれ思考を巡らせた挙げ句、行き着いた先は”電流検出IC”・・・ACS712で何とかならないかなぁと、ひとまず実験してみることにしました。
ここに行き着くまでにオペアンプの差動アンプで・・・と考えましたが電源をどう取るかがネックとなり、今の回路構成で(って、まだ発表してませんでしたね
)マイナス電源を用意したら上手くいくことはシミュレーションで確認しました。でも、たかが安定化電源に何故の苦労・・・ということで、ひとまずIC頼りに考えました。

このICは表面実装タイプであるため、電流検出するピンへの配線の電流容量を補うためにスズメッキ線でジャンパを形成しました。特性はこんな感じ。

このレンジで見るとキチンとリニアな特性になっていますが、実は数十mA以下の部分は上手くなく、1mA刻みの電流測定は流石にできないことが判りました。またこのICはノイズ抑制を図るための抵抗が内蔵されていて、外付けにコンデンサを付加してLPFを構成するようになっています。この容量を大きくすることで小さい電流のDC測定にフィットできそうですが、カタログスペックより大きな容量のコンデンサを取り付けても微小電流の検出は難しいことに変わりなく、このICの採用は見送ることになりました。
こうなると、オペアンプ+マイナス電源ということになり、シミュレーション状態に逆戻り
続報は改めることにしますが、そろそろ春たけなわなんで(
)アンテナのコイル再作なんかも控えていて、ちょっと思いつきで手掛けちゃった実験用安定化電源作りのブログが大河小説のようになりつつあり、自分でもあきれ返っています


ヘッポコ実験の焦点は「ハイサイド電流の検出」。あれこれ思考を巡らせた挙げ句、行き着いた先は”電流検出IC”・・・ACS712で何とかならないかなぁと、ひとまず実験してみることにしました。
ここに行き着くまでにオペアンプの差動アンプで・・・と考えましたが電源をどう取るかがネックとなり、今の回路構成で(って、まだ発表してませんでしたね


このICは表面実装タイプであるため、電流検出するピンへの配線の電流容量を補うためにスズメッキ線でジャンパを形成しました。特性はこんな感じ。

このレンジで見るとキチンとリニアな特性になっていますが、実は数十mA以下の部分は上手くなく、1mA刻みの電流測定は流石にできないことが判りました。またこのICはノイズ抑制を図るための抵抗が内蔵されていて、外付けにコンデンサを付加してLPFを構成するようになっています。この容量を大きくすることで小さい電流のDC測定にフィットできそうですが、カタログスペックより大きな容量のコンデンサを取り付けても微小電流の検出は難しいことに変わりなく、このICの採用は見送ることになりました。
こうなると、オペアンプ+マイナス電源ということになり、シミュレーション状態に逆戻り




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