カップラの軽い実験-後編
2011-05-15
何となく「上手くいくだろう」と勝手に思いながら、急造LWとカップラを接続しました。が、やはりトラブル発生・・・なんと、カップラのロータリースイッチの接触不良
流石に年季物ですね。が、めげずにがちゃがちゃとスイッチをいじめ、何とかつながったところを見計らって調整・・・わざわざ出てきて貰ったばかりのKX-1には、ある意味酷い仕打ちです
さて、この小実験では、思案中の「遠隔君」(おいおい、もう命名かよ
)を意識しました。即ち、インピーダンス整合にのみ着目すると、カップラの回路上の構成としていわゆる「Lマッチ」を作ればよく、LとC・・・それぞれ1つずつを可変すれば済むような設計ができます。現に「Kシリーズ」で有名なここのATUの回路(T1やKAT1)などの「お手軽チューナー」にも採用されていますし、製作例もちらほら・・・。遠隔操作では操作対象部位が少ない方が有利ですから、チューニング範囲を多少犠牲にしても、Lマッチがよいかなぁと。
そこで、送信機側(クラニシさんが接続されている側)のバリコン容量を「最小」にして、見かけ上「不在」としてもう一方のバリコンのみで調整しきれるのか・・・結果は

一番よく使うであろう7MHzで1.2まで追い込めました
写真上の方のバリコン、ローターが完全に抜けています。この状態でRigまで同軸を引っ張りちょいとワッチしたら、強い局がS9程度で入感していました。丁度昼ガレの時間帯ですから、ステルス君とあまり遜色がない程度かな
以上、日曜日には好適の小実験でした。3.5MHzのお試し前に買い物へ行かねばならず・・・まぁ手応えはあったし、ご愛嬌ということで。追試は来週にでも
そうそう、KX-1のロータリースイッチは1回路12接点なんですが、結構まだ売っていますね・・・今度直そうっと


さて、この小実験では、思案中の「遠隔君」(おいおい、もう命名かよ

そこで、送信機側(クラニシさんが接続されている側)のバリコン容量を「最小」にして、見かけ上「不在」としてもう一方のバリコンのみで調整しきれるのか・・・結果は


一番よく使うであろう7MHzで1.2まで追い込めました


以上、日曜日には好適の小実験でした。3.5MHzのお試し前に買い物へ行かねばならず・・・まぁ手応えはあったし、ご愛嬌ということで。追試は来週にでも

そうそう、KX-1のロータリースイッチは1回路12接点なんですが、結構まだ売っていますね・・・今度直そうっと

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