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WW DX CW 2018 参戦備忘録

2018-11-28      
 今年のコンテスト出場納めとなる”WW DX CW”に予定通り参戦することができました。直前のアンテナ調整で、新型ステルス君の今までに見たことがない挙動を目の当たりにし、ひとまず20m専用の”ステルス君2.9号”として仕上げたのが前日夕刻。コンテストが始まるまでの朝の時間は、CW受信用のパッシブフィルタの接触不良を発見してこれを直したり、小型ディスプレイをセッティングした後にPCのリブートをすっかり忘れて一発で動作せずに慌てたりと、かなりバタバタすることになりました

 期せずしてフルサイズの20m用ダイポールでの開戦となり、「フルサイズではそこそこイケるかも」と20mで聞こえる局を呼ぶも、呼んでも見向きもしない中国本土とつながってもロシアのこっち側ばっかりで全く士気が上がらず、「やはり軒下ダイポール&QRPでは、SSN最低期は過ごせんな・・・」と、15時頃には”40mシングルバンド参戦”に切り替えて日没待ち。そして、日没に合わせて釣竿アンテナをセッティングしてここ数年の定番バンドで奮闘することに。

 今回は、今年のALL JAから採用している”1/4λ逆L”で参戦しました。短縮タイプに比してやはりその効果が・・・と、胸を張って言いたいところですがそう大きく変化した訳ではなく、逆にCONDXの支配項を云々する”素人無線研究家”の悪癖が出てしまい、この記事は参戦記ならぬ”備忘録”とすることにしました。

 今回の40m参戦では主にZONE14,15辺りに狙いを定め、結果的に新しいEntityを2つ(内、Band Newが1つ)増やすことができましたが、どうやらこれはCONDXによるところが大きいように思います。ちなみに、CONDX自体は1日目はそこそこ、ZONE14の信号強度が平均的に高かった2日目の方が良かったように思います。

 まずは、軽く思い返してみましょう。

(1)地磁気など

 まず、地磁気などの影響についてはかなり静穏な状態(コンテスト期間中、平均的K-indexは1)でした。かなり良い状態だったと言えると思います。

(2)SSN

 1日目のSSNはNICTの情報では7、同じく2日目は13となっており、2日目の方がMUF等の点で有利に働いたと思われます。打上角が比較的高い我がアンテナの設置条件では、この辺りの影響が大きいものと考えられ・・・はちょっと言い過ぎ・・・影響が大きいのではないかと素人無線研究家丸出しでそう思っています

(3)運用時間のメリハリ

 昨年同様、事前にVOACAPを使ってZONE毎の有利な時間帯をまとめました。すると、夕方と朝方・・・日没後と日出前に優位な時間帯があるZONEがはっきりと判りました。このことは、過去の出場経験から体験的に知っていましたが、要は相手の位置に対して夜間のエリアがどんな風に被っているかというだけ。それでも、これを先に知っておくとちょっと闇雲さが無くなって、狙いを付けてワッチしたり仮眠を取ったりできるようになり、運用効率が良くなったことは確かです。

 上記のままで終わってもいいんですが、それではヘッポコ魂が許さん・・・というわけで、過去の出場実績を当日のSSNとK-indexとぶつけてみました。



 ZONE数⇒エンティティー数順で並べています。2011年はまだ釣竿アンテナが登場する前であり無視するとして、それ以外の年は釣竿ベースであり、何らかのロングワイヤー系のアンテナを使っています。サイクル24の好不調により、各年のエントリーの仕方が違うんでそのまま比較するのも・・・とは思うものの、まぁ並べてみたわけです。

 この情報をざっと見ると、K-indexが低いことが1つの条件になるようです。2日間のK-index平均値が3以上と以下で大凡二分されています。この辺りは、過去の分析記事(って程でもないかぁ・・・)にも記してありますから、やはり「K-indexは2以下が吉」は目安にして良さそう。
 一方、SSNについてはあまり優位性がハッキリしないものの”40-50”くらいの方が、やはり有利に思えます。今回の出場では正直”SSN=0”の様子を知りたかったんですが、期せずしてちょっぴり黒点が現れていたんで、この確認は来年に回しましょう

 こうなると、信用できそうな情報は「K-indexだけ」ということになり、「VOACAPの予習」や長年の(ってほどでもないけど)経験による部分の方が大きいのかも知れません。



 もしも、もっとNewが増えたりAFとつながっていたりしていたら、この記事は”参戦記”になっていたと思います。参戦記になったら記念スナップとして貼られていたであろう「2日目の朝焼け」を、勿体ないので貼っておきます。ステルス君2.9号と釣竿君のコラボということで
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お疲れ様でした~

どよよんさん

CWコンテストお疲れ様でした。
なるほど興味深いですね~。

私は今回が10時間以上の参戦でしたが。
7MHZの方がZone14~20と取れてました、14MHZが総数では1つ多かったですけど。
私も、AFやZone7がキッチリ取れてればもう少し記事内容を・・って。

コンテスト後も朝6時台に7 CWを聞いて1局ずつQSOしてます(^^)v

今回はちょっと謎があったり・・・

EOSマンさん、コメントありがとうございます。

今回のコンテストの夕方と朝方を比べてみると、明らかに夕方の方がCONDXが良かったように思います。EU方面の殆どは夕方から22時くらいまでに済ませていて、LA(Norway)とI(Italy)のNewが朝方でした。まだ、こういうFBなCONDXに遭遇した経験が乏しく、40mの理解が深まっていません。

TIがやたらと強く(S9+でした)2度目のQSO樹立、M6TはQRN(空電というよりローカルノイズですね・・・)スレスレでしたが、初めてGの信号を聞きました。DLも複数聞こえていて呼び出したものの梨の礫。

不思議だったのは北米方面で、ZONE5までは聞こえていたもののQSOならずはいつものことなんですが、VEやKL7は1局も交信できず・・・というより聞こえてきませんでした。

あと20回くらいDXコンテストに参加すればもう少し真っ当な考察ができると思うんで、まぁ地道にヘッポコ研究を続けたいと思います(^^;
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