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三和電気計器様々・・・

2007-02-25      
 本格的な無線熱の上昇、その経緯等々については、別カテに譲るとしましょう。
 いざ「自作をも再開」となると、若さ故の貧弱な旧設備(それもかなりの)をそのまま押し入れ経由で引き継ぐだけな訳で、少しはてこ入れが必要かなぁ・・・と考えつつ、当時の機器類を徐々に引き擦り出す訳です。

 まぁ、最初は「テスター」。当時は、清水の舞台どころかコンロン山の天辺から飛び降りるが如くの出費で購入したような気がしますが(まぁ、万券1枚なんですが)、SANWAのEM3000というFET入力の「アナログテスター」を持っています。で、これが押し入れ脱出のトップバッター。普段の断線や導通確認には、もっと安物のテスター(高校時代に部室から「永久借用」した一品)を使ったり、電池の有り無しは「ベロテスター」で十分・・・ということで、押し入れの見張り番を押しつけられていたんです。
 流石に埃はかぶっていましたが、ケースイン故、中は何事もないような品格。で、電源を入れてみましたが、流石に十年以上のブランクで、通電確認のLEDが一瞬光るのみ・・・と、まぁここまでは良し。

 電池交換のため、裏ぶたを開けると・・・出たな、妖怪「液漏れ男」(←読みようによっては、エ ロ サイトだなぁ)・・・ということで、「局免延長RIG」の二の舞となりました。
 ところが、こちらの方がかなりたちが悪く、幸い測定回路部分への被害は無かったものの、電池金具が腐敗しきってボロボロになっている始末。マイナスドライバやヤスリといった柔な治具では如何ともし難く・・・。

 EM3000は1993年に製造終了した機器であり(そういう意味では、終了間際に購入したことになる)、修理・・・ってか部品交換が頼めるのか、或いは腐食した金具だけでも送ってくれたりしないだろうか・・・。
 仕事柄、メーカサイドの保守部品については、かなり長い間「念のため」取っておいてあったりすることは熟知していますが、2000年辺りに保守期間を(きっと)終え、さらに7年も経つ製品の部品なんて持っていないだろうなぁ---と、半信半疑でメールしてみました。応答曰く、

> EM3000につきましては1993年に廃止された製品で
> 現在は部品調達・仕様の復元の難しさから修理サービス等の
> お取り扱いも行っていない状況ですが、電池金具のみでよいと
> いうことであれば数個ございましたので・・・

 お~神よかくして、EM3000は治るのです。
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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