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ワクチン接種の思ひ出

2021-09-14      
 少々前の話だが2回目接種まで終えたんで、何のためになるか判らんがワクチン接種の顛末を記しておこうと思う。

 まぁ、最初の内はロクに予約もできないような状況だったが、7月の終わりに翌月分の予約が開始された。実は持病のこともあって、できれば掛かり付け医で接種を受けた方が面倒も無かろうと考え、7月中に予約できた大規模な接種場所は避けていたこともあり、最初の接種が8月5日となった。そろそろ同年代の同僚や知り合いが1回目の接種を済ます中での遅いデビューとなった。

 1回目の接種は10時開始のもので、10分くらい前に病院に着いたが結構混雑していた。ところが、たまたま同じ日に母が同病院で診察があって自分より少し前に行っており、懇意の看護スタッフに「今日これから息子が来る」と宣伝していたようで、そのお陰なのか着いたら5分後ぐらいに呼ばれ、まんまとズルこみしてしまった
 1回目は概ね接種した部分が少々傷む程度で済むと聞いていたが、確かに翌日、五十肩に似たような疼痛を感じたものの、在宅勤務を無難にこなした。

 さて2回目の接種は、8月28日の土曜日の15時に予約を取った。前述の同僚に”副反応”についてレクチャーを受けていたから、接種した次の日は発熱を覚悟した。ところが、翌日の午前中は大したことが無く緩やかに微熱が出始めたのがお昼前。
 発熱というのは微熱の時点が最も過ごしに難い。自分の場合は37℃前半だと「う~、熱出てる・・・」という自覚が強く、頭痛やら何やらをひっくるめて辛い。逆に37.5℃を超えてくると、どこか感覚が遠くなって少し楽になる。無論、39℃なんていう高熱なってしまうと辛さ倍増であることは言うまでもない。

 さぁ、日曜の午後からはどうなったかというと、ずっと37℃前半の発熱が続きそれが夜になっても解熱されない。それどころか、夜半を過ぎたら37℃後半で安定し、夜半過ぎに38℃に達した。流石に汗も出てきて気持ちが悪かった

 会社はこのワクチン接種に関する休暇を、接種日1日と副反応が出た場合の2日を認めており、自分も月曜日の休暇は認められる。朝一で会社の関係者に状況を説明して休暇とし、そろそろ解熱剤の世話になろうと一服服用。その後やや熱は下がったものの、36℃台には落ちていかない。仕方なくゴロゴロして過ごし、昼飯を喰らい、今一度解熱剤のお世話になるか・・・などと考えていたら、15時を回ると漸く36.9℃まで解熱。接種してからちょうど48時間掛かって副反応とオサラバとなった。
 翌日の火曜日は出社日。ややぼんやりとすることはあったが、概ね元の状態に戻ったようだった。

 ブースター接種の噂も聞くが、できればこれっきりにしたいなぁ

p.s. アイキャッチは偽コロナでござる

CPUをちょっぴりグレードアップ

2021-08-16      
 今年の夏季休暇は、会社業務の都合で今日から始まりました。一昨日、昨日を合わせて都合9日間ですが、まぁ特に用事もなく・・・というよりも出掛けるのが憚れる状況ですから、ゴロゴロユルユルと過ごそうと思います・・・って、コロナ禍じゃなくても同じじゃんね

 先日娘と無駄話をしていたら、ゲーム「Final Fantasy」の初期バージョンのドット絵がリメイクされる云々と聞きました。「どうせ、ゲーム機向けの新しいソフトでしょ」と尋ねてみると、「おや、御父上、”Steam”はご存じなくって」と質問返し。なんじゃそれ・・・とちょいと調べると、どうやらPCゲーム向けのプラットフォームで、何と”ウイイレ”も動かせるようではあ~りませんか 処理能力が陳腐な我がメインPCで動くんかいな・・・と半信半疑でしたが、以下のように段階的に試していこうと考えました。

 ① まずは”Stam”導入&”ウイイレ”購入して動かしてみる
 ② ダメならCPUを換装
 ③ それでもダメならスリムケースを止めてミドルタワー&グラボ換装

 ③まで行くとマザボも替えたくなるだろうなぁ・・・などなど、改良したい虫が動き出しましたが、今のPCのレイアウトではスリムケースの収まりが非常にいいため、ひとまず②までやってみようということで進めることにしました。

 その前に、我がメインPCのスペックを記しておきます。

 ・マザー:MSI B350M BAZOOKA
 ・CPU:A12-9800E
 ・SDD:SATA600 512GB
 ・メモリ:16GB
 ・グラボ:GeForce 1030
 ・ケース:Aopen製スリムタワー 300W電源

 A12を使っている辺りで処理能力が低そうなことはお解り頂けると思うんですが、主にネットサーフィンとヨウツベ視聴、軽い無線系ソフトを動作させるには必要十分で、ここ2年くらいは全く不自由を感じていませんでしたが、グラフィカルなゲームをやるためには些かパワー不足。ケースも既に販売されていない10年選手、電源は2014年に換装しましたが既にヤバめの経年・・・と、本当は見直すべき部分が満載なんですね
 その上、スリムケースは廃熱と電源容量不足が必ず問題になるため、TDPが35WのCPUと消費電力の少ないグラボという組み合わせにして凌いできたわけですよ・・・。

 さて、①の”Stam”導入&”ウイイレ”購入については先々週のウィークデーに行い、実際にゲームをやってみましたがやはりカクカク動作でゲンナリ そこで、五輪開催による今年限りの3連休に合わせて②のCPU換装・・・AMDのCPU”Ryzen5 3500”を準備しました。



 このCPUはTDPが65Wであり、発熱がどの程度かによってはケースの見直しなどを含めた③の施策に突き進むことになりますが、そもそもHeavy Dutyな使い方は滅多にしないであろうことと、この辺りのCPUを搭載したスリムPCは実売品もあるんで「まぁイケるっしょ」と高を括ることに。

 久し振りにPCケースを開けたんですが、埃だらけを想像していたケース内部は案外綺麗で、側面ファンのフィルタを掃除機で吸う程度で済みました。丁寧にCPUを換装し、純正のCPUファン”Wraith STEALTH”をセットして電源ON・・・ところが、起動しません BIOSの画面さえ表示されない始末です。CMOSのリセットなど思いつくことはやり尽くしましたが、どうしても動かず。
 仕方なくCPUを元のA12に戻しましたが、CPUファンは”Wraith STEALTH”のままとしてPC電源を入れると、まぁ普通に立ち上がりました。ここでCPU温度を測ってみると、平常時でも軒並み50℃を超えていたものが40℃台に止まっています。まぁ、かなり大きなファンに替わったわけですから当然のことなんでしょうが、このままでは万券2枚でCPUファンを買っただけということになり大損間違いなし

 この状態で、やや自棄的に”ウイイレ”をやってみました。すると、カクカクしていた画面がスムーズに動くじゃあ~りませんか 恐らく、CMOSリセットによってPCの内部的な再構築が行われ、どこかにストレスがあったものが解消されたんだと思います。
 ただ、このままでは折角購入したRyzen5は日の目を見ませんし、無駄な買い物になってしまいます。そこからあれこれ情報を集め始めると、どうやら今のマザボに載っているBIOSがRyzenの”第三世代”に対応できていないことを突き止めました。
 Ryzenの第三世代は2019年5月に発表された比較的新しいものであり、このときにMSIの発表済みマザーではBIOSのアップデートで第三世代に追随させた経緯があったようで、A12ユーザである自分には知るよしも無かったわけです。つまり、今回たまたまRyzen5の第三世代を動かすには、BIOSのアップデートが必須だったということですね。

 早速BIOSをアップしてRyzen5に換装し、再度CMOSリセットを行って試行錯誤を繰り返すと、何とか新しいCPUで立ち上げることができました。ただ、新しいBIOSはグラフィカルで扱い易かったものからテキストベースのものに。どうやら新たなCPUに追随させるためにBIOSの書き込み領域を圧縮する必要が生じ、結果的にテキストベースになったようです。少々扱いづらいですが、設定が必要な項目はほぼ網羅されているようです。

 このCPUの換装により”ウイイレ”は動くことは勿論、Excelを始めとする他のアプリが素早く立ち上がるようになりました。また、室温の高いこの時期にゲーム実行中は60℃を超えていたCPU温度は、ファンの大型化のお陰で50℃そこそこまでしか上がらなくなったのは嬉しい誤算です TDPがほぼ倍になったのにねぇ。

 さて、お待ちかね・・・PCMark10でベンチマーキング



 まぁざっと、ビジネスユースや軽いWeb・動画視聴では全く問題ない程度にはなったようで、今流行のゲーミングノートPCより若干劣る程度かと思われます。SDDがSATA600仕様で500MB/s程度の読み書き速度キャップ(シーケンシャルアクセスの場合)があるため、これをM.2にして速度を上げるともう少し改善しそう(少なくとも2000MB/sくらいになりそう)ですが、そこまで必要か悩んでいます。上の方に書きましたが電源がそろそろ8年目を迎え、予防保守的に交換しておくのが良さそうなんで、さらに手を入れるならまずは電源換装でしょうね。夏季休暇の間にやっつけちゃおうかな

2021.08.18> 換装したCPUの型番が間違っていました・・・”3500”が正解。

同軸を挿げ替えたい!

2021-08-01      
 今日から8月・・・千葉県北西部も随分と温度が上がり34℃くらいまでになりました。一方で湿度は比較的上がらず、近所の用事済ましにはあまり難儀しないまま夕暮れを迎えました。湿度さえベラ棒なことにならなければ、そこそこに過ごせる・・・とは言ってもこれからが夏本番ですよね

 少ないまでも幾ばくかの賞与を頂きまして あれこれ算段した結果、まぁホンのお涙頂戴程度には無線系に使ってしまっても大丈夫そうなんで、「同軸の敷き直し」を行うべく検討しました。

 最近(ここ数年)はHFのハイバンドのアンテナは下ろしてしまい、どちらかというと6m以上か40m以下にしかOn the Airしなくなりまして、昔のコンセプトで敷いたHF主体の屋内の引き回しである3D2W(3D2Vの外皮のアミ線が二重構造)では、6m以上のバンドに少々問題・・・今期は6m運用が増えたことからこんな風に思うようになりました。その上、既に10年以上mも引きっぱなしですから、そろそろ経年変化も気になるところです

 感覚的に6m以上の運用では”5DFB”以上のグレードの同軸がいい・・・と解釈していましたが、どうせキチンとするならある程度理に適ったモノに引き換えようと、改めて取り回しが良さそうな同軸の比較をしました。少なくとも今の”3D”より太いモノとの比較です。今の運用形態ではシャック(=納戸)からアンテナまでの同軸の長さは大凡10mですから、この長さで比較してみました。

352

 現状は”3D2V”にあたる”3D2W”を10m程使用しています。6mより低い周波数では様々な同軸に比して大きな損失差はありませんが、2m・・・70cm・・・と周波数が上がっていくと、様子が変わっていくのが判ります。

 70cmで3D2Vを10m長で使用した場合(=現状)、その損失は3dB程度に及ぶということがグラフから判ります。仮に自局から送信した場合の相手局のSメータの振れはS1つの半分・・・損失がない場合のS9の信号であればS8.5(Sメータの1目盛りは6dB)という微妙な差です。逆に自局が受信する場合でも同じ理屈になります。
 よく、この3dB差を送信電力に見立て「5W出力が2.5Wになった」的な物言いを見かけますが、これだと恰も”半分”を印象付ける・・・まさに今のコロナ禍報道のようなものですね

 さて、今考えている同軸の敷き直しについての答えは1つ・・・取り回しは細いほど楽なんですが、現状が”3D”ですから値頃感がある”5DFB”あたりで決着させようと思います。

 総じてこの同軸の敷き換えで大きなメリットが齎されることはないんですが、流石に気になる経年変化と引き回しの改変(これは別記事にします)を考えても、今より悪くなることはないでしょう

6mバンドプランにモノ申したり、UNが聞こえたりしたことなど

2021-07-18      
 何やらあっという間に梅雨が明けました。梅雨入りが遅く梅雨明けが早かったんで、こりゃぁこのまま推移すると「長い夏」になりそうでややゲンナリ・・・ とは言え、ニイニイゼミ(今年は7月7日に確認)に続いてミンミンゼミも鳴き始めると、ちょっと嬉しい気もしています

 今年のEsシーズンはお手軽運用ができるIC-705が活躍しており、あちこちの局とQSOできています。今日も、和歌山に続いて小笠原ともQSOできました。

 さて、最近・・・というか、ここ数年気になっているんですが、6mのCW運用についての「通常運用時のバンドプラン」が明確でなく、CWのワッチが少々面倒になっているような気がします。

 現状の6mCWは、従来のCW帯域である50.0MHzから50.1MHzはBeaconやコンテスト利用が主体で、通常運用では少し嫌われています。その上の50.110MHzはいわゆる”ワンテン”であり、いつオープンするか判らない6mDXとしては空けておく必要があるように思います。その上の周波数帯は任意なわけですが、例えば50.130MHzから50.170MHz辺りはCWの国内QSOを優先するような”運用ルール”ができると、この周波数帯を具にチェックするようなCW運用ができると思うんですよ。
 確かに、Esに絡む通信では少しでも低い周波数の方が有利なんでSSBも許した方がいいんでしょうが、ホンの数十KHzの差異をどう捉えるか・・・無論、CWの方がSSBよりSN比的に随分と有利ですが、まぁそこは他のバンドに倣えば「CWは下」で良いと思います(あくまで、自分の意見ですよ)。

 今日も、50.200KHzより上でCQを出しているCW局がSSBの局と丸かぶり・・・というシチュエーションがありました。近い局同士、恐らく相手局が聞こえなかったんだと思いますが、呼び出す側にはちょっと負担になる状況でした。暑い中、折角移動してサービスしようとした局だったら、少々可哀想だなぁ・・・と思ったり
 
 今日のトピックは、何と言っても”UN”がそこそこ強力に聞こえたことです。丁度VHFコンテストの最中で、我がモビホでもピークでS2程振ってくる信号・・・5000km余り離れたカザフスタンの地から届いている信号 何度か呼んでみたものの流石に難しいようでしたが、何度か”QRZ”が返ってきたのを「自分への応答」と信じたいと思います

 Esシーズンはピークを越え、我が運用地(千葉県松戸市)から北側が開けるようになりました。もう暫く遊んでみたいと思います

エビはまだ生きていて、増えそうな勢い・・・

2021-06-05      
 このところ忙しい日々を過ごしていたが、出し抜けに我がメインPCの様子がおかしくなった。今回のケースは、結果的にキーボードの"暴走"・・・と呼んで良いのか判らんが、キーボードのリターンキーが勝手に押されたような動作になるという希有な現象であり、その上、最近リリースされたWindows10の"21H1"でWiFiのドライバがアプデ物では動かないという二重苦の目に遭い、復旧までにかなり時間が掛かってしまった。漸く、無線系のツール類はインストールでき、通常営業()に戻った。まぁ、クリーンインストールできたのが怪我の功名と言ったところか
 
 このトラブルで、WW WPXに参加したログデータを不注意で吹っ飛ばして40局余りのログデータが提出できず、本日事務局から「沢山の局がお前と交信したというログを送ってきているが、なんでログ出さねぇんだ」というメールを頂き、ちょっと凹んでいる。40局を”many”と言われても・・・という感じだが、確かに事務局はきちんとした結果を出すことが使命なんだな・・・本当に申し訳ない

 さて、本日はエビの話である。昨年の4月20日に記事にしているが、昨年の3月後半辺りから”ミナミヌマエビ”を飼い始め、同じく7月には”第一子”を儲けた。

 そもそも百均の1リットル超のガラスボトルで飼い始めたが、流石にちょっと狭かろうと春を迎えた4月中旬に大きめの水槽を購入し、暖かい日を見つけて(いつだか忘れた・・・)引っ越しをした。引っ越すと数日ペースで脱皮しており、「おうおう、次の世代が生まれてくるのか」と思っていたら、一尾の抱卵を確認・・・詰まるところ昨夕、針先の程ちっぽけなエビちゃんを見つけた。



 ゴミカスのようだが、ちゃんと動いている。大きくなった水槽に10尾程の大人という世界が、少し賑やかになったな

ゴールデンウィーク後半の様子

2021-05-06      
 あまり長くはなかったゴールデンウィークを終え日常に戻りましたが、初日は在宅勤務となりました。まぁ、身体は楽でいいんですが少々鈍ってきたのも事実・・・明日はホンマモンの出勤となりますんで、チャンと会社まで歩いて行けるよう頑張ります。って、そこまで衰えてないか
  
 そろそろEスポシーズンに突入したゴールデンウィークには、やはり40年の年月を超えても興味のある伝搬に興じたいと思うのは仕方がない・・・ということで、特に5月4,5日は6mをワッチしました。

 まずは初日の4日は、午前中から「強烈なEスポ、カモン」と願を掛けつつワッチするも近場しか聞こえず、近くの移動局にお声がけ(CWの場合はどう言うの)して様子見。HFのハイバンドも結構開けていたんですが、5W+ベランダモビホ@8mHで構えている6mは奮いませんでした。
 夕刻に再度ワッチすると、隣国(HL)の信号がそこそこの強さで入感・・・まぁ、九州と同じような距離・方角ですから、これは簡単に2QSOが成立しました。その後、長﨑&鹿児島にも振り向いて頂き、DX()を含めた5QSOという結果で幕引きを迎えました。

 翌日も早くからあちこちワッチしていたんですが、昼頃に”HongKong”を見つけて呼んだらあっけなくQSO成立。その後は4エリア辺りまで開けたものの結局6エリア(鹿児島)と1QSO増量・・・という、ちょっと残念な結果となりました。まぁ、途中雨が降ったりやんだりと、別の意味でのCONDXが余り良くなかったなぁ

 2日の運用で、3カントリー(JA含む)×7QSOとなりました。これからも暫くは、Eスポに先導されて6m中心のお遊びに興じそうです。聞こえておりましたら、是非拾ってやって下さい

追記:今週末は"エビ"のお引っ越しを企画中です。

ALL JA 2021プチ参戦で轟沈の模様

2021-04-26      
 もう、こんなことを書き出しの話題にしたくないんですが、またしても非常事態宣言が出ましたね。どうも寸足らずの期間(4/25~5/11予定)で、こんなの何の足しにもならないんじゃないかなぁというのが持論ですが、勿論、もうそろそろ収束に向かって欲しいと願っています。コンテスト前日は出社のレギュレーションを調整すべく、都内にある本社へ出社する社員を減らす調整をしたり、千葉の拠点に出社するよう行動予定を変更したりとバタバタしていました。
 正直、オリパラの経済波及効果の必要性も解らなくはないんですが、スポーツの祭典をこんな時にやるのは無茶だと思うんです。普通に考えて「申し訳ないけど、日本の現状では開催できない」と早めに宣言し、経済損失をどんな風に軽減していくかを議論するような政府・国会であって欲しいと強く思います、あくまで個人的に・・・というわけで、2年振りにALL JAに出場しました。

 例によってアンテナの都合から、アパマンなのに80m&CWオンリー@QRPという選択・・・既に自分の限界も見えていますが局数とマルチがバランス良く増えていく様が面白く、去年はサボってしまったことから、今年も一昨年と同じくこの参戦スタイルと決めました。

 ご存じのようにこのバンドは夜間にしか見通し距離外への電波伝搬は難しく、ALL JAの開催時間としては「ヨーイドン」 で参戦して朝日が昇る頃まで頑張り、夕刻は17時頃からユルユルと復帰すればよく、普段の生活に対して昼夜逆転にはなるものの多く見て12時間程度の参戦で済むところが魅力です。その上、CWであればローパワー(=QRP)であっても1Day AJDは元より、北海道から沖縄までの多数の都道府県とQSOできます。
 もう少しSSNが上がってくると40mも一晩中開けているようになりますから、来年以降は主戦場になるバンド選択が悩ましくなってきますが、今年はまだ40mを夜間に使える参加局は”H”の局やアンテナがスンバラシイ局に限られると思います

 初日の午前中はコンテスト参戦に欠かせない”ctestwin”の最新化とセッティングを確認。午後は一気に昼夜を逆転させるべく、アルコール()の力を借りて3Hほど昼寝をしました。本当は、今回の参戦に合わせて”平面グランド”を用意すべく準備しようと思っていたんですがどうも億劫で断念。夕飯の準備をしつつ待ち構え、19時を回ると既に夜となって釣竿アンテナをセッティング。
 ちょっとワッチしてみると、これまでに経験がないレベルのノイズが・・・それでも、プリアンプを切って平均S=6程度ですから、そもそもS>7でないと交信が難しいこのバンドには問題なし・・・なのかな

 無事に21時のスタートを迎えました。そもそもこのスタートダッシュは結構大事なんですが、何と言ってもQRP故の苦労はあって、当日のCONDXをモロに受ける部分でもあります。聞いた感じでは多くの局がかなり入感していたのですが、過去のQSOレートには全く届かず少々不安になりました。しかし、22時台は例年と同等レベルとなり一安心。23時くらいになると、40m辺りで頑張っていた各局が80mに下りてきますし、このまま運用していれば例年程度まで戻るだろうと運用を続けました。
 今回の参戦も、去年の全市全郡に続いてIC-705を使用。やはり、3階のベランダから突き出した逆L程度では、飽和するような電波は全くありません。小っこいのにダイレクトサンプリングは凄いです。ノイズが多い分、狭い帯域(=250Hz)に絞ったフィルターではうるさい感じはありますが、疲れる感じもあまりありません。若干IC-705のオーディを周波数特性を弄っていますが、普段のイージーリスニング用の”KOSS sportapro"が上手く鳴っているようです。

 23時台は20局超えとなり、その後もそこそこのQSO数を維持することができ、03時丁度に100QSOに到達・・・2019年のQSO数とほぼ同じとなりました。そこで、必殺の夜食タイム 直前の夕食が予定通りカレーだったので、事前に用意した”キツネどん兵衛”をホンの少しお湯を少なめに。そこに残っているカレーをアッツアツ状態でお玉一杯・・・勿論お揚げ2枚は最初に贅沢食いし、カレーうどんを満喫しました。程よい満腹感とアルコール()で少し眠気がと思ったら、遠くからアラームの音が・・・04時50分を告げています
 詰まるところこのブログ主のバぁカぁ局長は満腹感と酔いに負けて寝てしまい、アラームで起こされたということです。暫し呆然 外は陽が昇る直前の空の明るさとなっており(アラームは爆睡回避のために掛けています)、そそくさと納竿・・・いやぁ、全く以て勿体ない前半戦の幕切れとなりました

 翌日は午前中一杯は睡眠&ウダウダし、そこそこ普通の状態になりました。6mをモビホで聞いたものの、急にオールバンド参戦に宗旨替えするでもなく夕刻を待ちました。

 17時ではまだ出竿するには早すぎるため、軒下のLWでマッチングを取って近場と強力局とで4QSO程増量し、夕飯を摂ってやおら出竿となりました。18時40分過ぎから復帰して順調に局数を伸ばし40分間に11QSO・・・前半戦でのQSOが少ないこともあって、かなりのハイペースでログが埋まっています。ところが今度は、隣の居間の話し声で覚醒・・・即ち「寝落ち」 夕飯の満腹感とまたしてもアルコール()でやっちまいました。時計を見ると22時40分を過ぎおり、暗い中での納竿&撤収となりました

 このところのコロナ禍でかなり酒量が増えてしまい数週前から控えめにしていたものの、年に数回しかないコンテスト参戦時には自分の欲求に任せても良いだろうと思っていたのですが、これが不味かった・・・トンだ失態を醸し出してしまいました まぁ過ぎてしまったことは仕方がないので、この記事の括りとしてはQSOの結果グラフを張っ付けておきたいと思います。



 2019年度の参戦結果と比べても、やはり寝落ちが足を引っ張ったのは一目瞭然。今後は”酒量”のコントロールを上手くしないと同じ目に遭うなぁ・・・と反省した次第。それでも、混信の中漸く拾って貰ったり、結構長めのCQ出しに呼び出しがあったりと、コンテストならではの雰囲気は十分味わえました。IC-705とチープなアンテナでの参戦・・・今後の定番となるであろうスタイルにも慣れ久々にそこそこ面白い参戦でしたと、負け惜しみを言っておきましょうかね

春の秋月詣で

2021-04-11      
 春がしっかりしてきましたね。染井吉野を過ごし、そろそろ躑躅(ツツジ:こんな字だったのね…)というのが自宅周辺の有り様ですが、何れにせよ春は着実に到来しました。アンテナゴニョゴニョしにベランダに出ても、まぁ寒さに手がかじかんで・・・みたいなことは無くなりました

 このくらいの時期になると、漸くあれこれしたくなってきます。もう少ししっかりと準備ができたらこのブログでも報告するかも知れませんが、昨日はもっと手元の・・・ちょっとした電子工作的なことで部品調達に出掛けることにしました。ブログを見返してみると正月に多い行動のようですが、一番近いであろう”秋月電子通商 三郷店”に行ってきました。

 実は、我が家の最寄りバス停から三郷店に行くのに手軽なつくばエキスプレス(TX)の駅まで、バス路線が延伸しました。土日は本数が少ないものの狙い澄まして利用すればいいわけで、どんなルートを通るのかも知りたかったんで、計画的に最寄りのバス停から乗り込みました。
 最寄りバス停から20分ほどで、TXの駅に着きました。途中に「ショッピングタウン」なる謎のバス停・・・確かにこぢんまりとしたスーパーの集合体があり、チャリンコの量販ショップもあったりして、知らぬ間に発展していたんだなぁと認識を改めました。

 三郷駅からは徒歩で店に向かいます。数年前の記事では、帰り道のちょっと写りの悪い”ツクシ”のスナップでしたが、今回は行きしなのこんな感じのスナップに。



 タンポポがあちこちで満開()・・・まだ多少の風が吹いてもバラけず、そう言えば「つい数日前まで黄色い花弁だったじゃん」と思い出しているように見えました。

 今回の八潮店訪問では、特にスナップにするとイイ感じになるようなものは購入せず、PIC、オペアンプ、配線材・・・と言ったところで、小一時間で退散しました。

 帰りは近くの居酒屋で一人呑み。



 〇〇映えに慣れていないんでちょっと食べ始め&呑み始めてしまっていますが、個室でゆったりと夕暮れを満喫・・・だったんですが、大声でしゃべる愚かな♀が居たり・・・こうして居酒屋やカラオケがコロナ拡散拠点として忌み嫌われるんだろうなぁと。来る奴が悪いのに困っているのがお店という構図を目の当たりにした週末となりました

ニッパーは大事

2021-03-28      
 千葉県北西部地方は春爛漫となりました。近くのスーパーに通う道すがら、満開の”ソメイヨシノ”を満喫することができ、昨日は南風にゆったりと身体を任せてユルユルと帰ってきました。



 道すがらかつスマホ撮影、かつマンションの影で暗めですが、そこそこ満開感は伝わるんじゃないでしょうか。今年もコロナとか関係無しに、この季節が巡ってきたということですね

 この撮影をする少し前の日中には、コンテスト以外で初めて2mの移動局@CWで交信しました。ノイズの少ないVHFで開局以来初の交信はちょびっと感激もあったりして、週末運用としてはイイ感じ
 
 今日は朝からニッパーのメンテ。ニッパーは数種類持っていて、細かい作業をする方はキチンと決められたケースに入っているんですが、それよりやや使用頻度の高い方はそこいらに投げてあったりします よく見ると錆が来ている部分もあって、百均で売っている「緑色のたわし」と金属ヤスリで磨きつつ、最後は"KURE 5-56"のペンタイプで錆止め&グリスアップ()をしました。



 まぁ、ニッパーの出来映えは兎も角、皆さんにお薦めしたいのが"KURE 5-56"のペンタイプです。これ、「ちょっとした潤滑」には非常に重宝します 本家のスプレー式では困る部分などイイ感じに扱えます。

 さぁ、年度末・新年度到来でここ数週間は忙しそう・・・頑張って乗り切らんといけないので、自分にも”5-56”をふりかけておきましょうかね・・・って、おい

中華モノショッピング

2021-03-18      
 3月も中旬を過ぎ、近くの桜が開花し始めました。漸く春到来・・・結構気温も上がってきて過ごし易くなりました。非常事態宣言もあと数日で解除されるようですが、各種の数値は良くなったものばかりではなく、まだまだ油断できませんね。

 実は先日、昨年5月に購入して使っていた中華アンプのスピーカ端子が俄かにぶっ壊れました。特に普段弄るようなところではないんで、何で壊れたのか分かりませんが、やはりこの辺りが中〇クオリティーなんでしょうかね。
 勿論これを直すことは造作もなく、お誂え向けに同じ形状のスピーカ端子も持っていたんですが、そもそもこの安っちいアンプを直すよりも、さらに安っちい怪しげなアンプはないか・・・と物色し、Kinter社の”MA-170”という小さいアンプを見つけてポチっとな



 派手な赤のカラーリングと色変化するLED搭載という目立ちたがり屋ですが、元のアンプより一回り小さいところが気に入りました。それに何と”野口英世”でお釣りがくるという安さ

 この手のアンプは、初段のオペアンプや電解コン・フィルムコンの換装で音質向上を狙えるというのがウリで、ちょっとのはんだ付け作業で自己満足に浸るには最適。そこで、元々載っていた怪しげな”NJM4558”を抜いてICソケットに置き換え、音響信号周辺のコンデンサを全取っ換えし、手持ちのオーディオ向きなオペアンプと換装して遊びました。

 このアンプは安さ故に2chのオペアンプ1つで左右を賄っているため、トーンコントロールの特性が全くイケていません。回路を追うといわゆるCR型のトーンコントロール回路であることが分かり、その定数でLTspiceでシミュレートしてみると明らかに可変範囲の取り過ぎで妙な特性になっていることが分かりました。
 ただ、そもそも8cmの自作フルレンジをある程度の大きさの音で聞く分には、PC側のイコライザの手を借りつつ自分好みの音色になるように調整して良しとしてしまえばよく、オペアンプは1個50円@秋月の”NJM072D”で落ち着き、チープでご機嫌な音を鳴らしてくれています。後は、スピーカ端子が壊れないことを祈りましょうか

 昨日は、AliExpressからこんなものが届きました。



 ”AD9834”のモジュールです。モジュール単体では400円ちょっとで、これも値段に惹かれて衝動買い 自分の運用スタイルに必要な周辺機器で、こうしたDDSを使って作ってみたいものはあるんですが、いつになることやら・・・。因みに、右側に写り込んでいるのは5mm程の金属スペーサとネジの入った袋です。

 このモジュールをよく見ると”AD9834”は”BRUZ”が載っています。ということは、カタログスペックとしてはLOが50MHzになりますが、その横に乗っかっているオシレータは75MHzになっています。この周波数ならカタログスペックでは”CRUZ”が正解。
 ただ、アマチュア的な動作範囲としては、こうしたオーバークロック的な使い方でも「動けばいい」わけです。特にこれらAD社のDDSについては、JA9TTT/加藤OMが興味深い様々な実験をなさっており、それらの記事を読んで「このモジュール構成でも何とか動くだろう」と高を括っています。どちらかといえば、このLOの発振波形の良し悪しが問題になるような気がします。後で”Tiny-SA”で見てみましょうかね

 コロナ禍で長いこと工作熱が冷めてしまっている状態ですが、少し陽気が良くなって、ちょっと気分転換に手を出したい気持ちも出てきました。まぁ、”次回作”はのんびり考えましょうかね
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どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
こおるさいん:JM1DPL

アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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